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戻って来なかった兄への手紙

今月 誕生日を迎える。

 

職場の若い女の子に

「もう、誕生日って言ってもあんまり嬉しくなくない?」

と、言われて、還暦も近いと世間一般の見方はそんなものかも知れないと思ったが、気持ち的にはそうでもない。

 

確かにこの歳になって、アパートを借りひとり暮らしをするなどとは思ってもいなかったが、ひとり暮らしの生活は心身共に癒されて、自由を謳歌。悲愴感は全くない。

 

コロナ禍で会えない友達も、収まれば、夫の許可がなくても自由に会えるだろう。

きっと未来は楽しく開けるだろうと期待感でいっぱいだ。

 

 

 

そして先月末に誕生日を迎えた兄にも近況報告と共に誕生日カードを送った。

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兄はコロナ禍、感染拡大地域に住んでいるため、とても心配していた。

 

それに、何度となく引っ越しを繰り返していたため、毎年、手紙を送るのに

『宛先不明』で戻ってきやしないかと内心 ドキドキしたが、戻って来ないところを見ると、今年も無事に手元に届いたようだ。

 

兄は母の愛玩子。

昭和時代、まだ家長制度が根強い地域性もあり、兄は長男として大事に育てられた。

 

www.hyumama.com

 

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 結婚して家を出てから、何があったのか、よくわからない。

都合の悪いことを母は言わなかった。


愛玩子として愛情を注がれた兄が、籍を抜くなどとは、よくよくのことだろう。


モラルハラスメント自己愛性人格障害は、後天的な生活環境によって形成される。

母も、幼い頃から女王様の様に育てられ、人は皆、自分に従うのが当たり前のような考えの人だった。

反対意見でも言おうものなら、もの凄い剣幕でまくしたてて相手を捩じ伏せた。


親戚も友達も誰も逆らえなかった。

子供の忠告など、聞く耳を持たなかった。


危篤の知らせを聞いても寄り付かない兄。

華やかな人生だったのに、お気に入りの女優のような遺影を前に、見送りに来た人は僅かな人たちだけだった。


悲しいのは、本人にその自覚が全くないと言うこと。

仕方ないが、モラハラを受けて壊れそうになることを考えると、あたらずさわらずで距離を置くしか、生きる術がないのかも知れない。








 

 

 

 

 

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