あすみとモラハラ夫との13000日

毒親育ち モラハラ夫 エッセイブログ

モラハラエッセイ

モラハラ母は落胆する顔を見るのが好き

社宅を出た後、引っ越してきたマンションは、街の真ん中を緩やかに流れる川の畔に静かに建っていた。川に沿って桜並木の植えられた遊歩道は、春には桜と土手に咲く菜の花、夏には子供達が浅瀬の河原で水遊び・・・と、市民の憩いの場となる。「そんなところ…

思いがけない彼との再会 2

夫の転勤で引っ越ししてきたばかり、4人の子供に恵まれはしたが、周りに知り合いもなく、また1からの田舎暮らしは戸惑い、つまづくことばかり。 また、夫は新しい赴任地と役職でたぶん、かなりのストレスだったんだと思う。最初から晩酌のおかずにはうるさ…

思いがけない彼との再会

誰にも心に残るテレビドラマがあるだろう。私が社宅にいた時に毎週 夢中になってみていたのが、当時 フジテレビで放映されていたトレンディドラマの『同級生』主人公の安田成美が大学の時の同級生、緒方直人と年上の恋人 石田純一の間で揺れ動く女心と、彼女…

パンドラの箱 お嬢様に執着していた社宅の彼女

その口の先に鋭い刃を持つ大原さん、その彼女の刃によって無惨にも心臓をひとつきされてから、ポタポタ流れ落ちていた血はいつのまにか止まったように思えた。あれから30年の間に、母親と何かある度に、心に刺さったあの古傷が痛みだしていた。社宅にいた頃…

パンドラの箱 彼女の放った猛毒 2

私達はそれから半年後に社宅を出て、JRの駅に近い分譲マンションに引っ越した。新しい土地に移り住んで、お喋りするのは社宅の人以外いなかったが、大原さんのことは、夫とお姑さん以外は誰にも相談しなかった。それは、情報通の大原さんが、社宅のどの人と…

パンドラの箱 彼女の放った猛毒

あの時から30年の月日が過ぎた。今、私はパンドラの箱を開けようとしている。子供の頃から辛抱すること、不平不満を言わないことを強いられてきた私が、長い長い年月を経ても尚、私の心臓に突き刺さったままの鋭利な刃物を、母が亡くなった今なら、血が流れ…

社宅で出会った彼女

『小川さんとお見合い結婚した』 というのが長く地元に住む社宅の奥さん方の興味を引いたらしく、「お茶でもいかが?」と声をかけてくれた。 せっかくなのでと、何回か伺ったが、聞きなれない方言と、地元ならではの話題で盛り上がることについて行けず、車…

結婚 すれ違った理想

「どうして私と結婚しようと思ったの?」夫に聞くと 「う~ん、ちょうど良かったんだよね」(何が?)「おふくろが、僕が長男だからずっと地元の子がいいって言ってたしね」(それで?)「背も俺より低いし、学歴も普通だし・・・」(それだけ?)「おふくろ…

不便な社宅生活の暮らし

「あすみさん、これはどうしたの?」社宅に引っ越しの日、お義母さんが手伝いに来てくれた。そう言って指 差したのは、母の仕事の付き合いで買ったオーダー家具のタンスやチェストのこと。「あ、これ、○○百貨店の6階の奥にオーダー家具のとこがあるじゃない…

モラハラ母から逃れ 希望に満ちた新生活へ

私はお見合い相手だった夫と結婚して、遠方の社宅に移り住んだ。 社宅は周りに何もない山の麓の古びた鉄筋アパート。当時お気楽に社会人になってから運転免許を取りに行けばいいと思ってたのに、残業続きで時間がなく、結局、免許はとれずじまいで、結果ここ…

結婚前に相手がモラハラ人間かどうか見つけるには

夫とはお見合いしてから3回目で結婚することを決めました。甥っ子のように高校生から9年間お付き合いがあっても、3年で離婚したりするのを見ると、結婚を決めるのに、あった回数や年数などはあんまり関係ないのかも知れません。 それぞれ人には理想という…

物事が整えられる時

縁というのは不思議なもので、縁のない人とは、どんなに努力しても何か横槍が入ったり、絶対うまく行くと思って準備をし、思い通りに進んだように見えても、突然だめになったり・・・ そんな経験はないでしょうか 私が夫と結婚することを決めると、すべての…

結婚

爽やかな秋の日に私は高校生の時からの馴染みの基督教会で結婚式を挙げた。日曜日とあって、まだ礼拝中だ。 私がウエディングドレス姿で玄関に入った時には、剛くんが、すでに礼服を着て出迎えてくれて 「あちらの控え室へどうぞ」 と案内してくれた。教会は…

引っかかった言葉

「その人はあすみさんと結婚したいと思ってるんですか?」高級な和食料理店のカウンター席に2人並んで座り、「結婚しましょう」と言われた時に、丁重にお断りした。最初からその気はない。『いい人』とは思ったが、なんかそういう感情は起きなかった。 もと…

あの夏が終わってから・・・

お見合いをした後に、北川くんから何度か電話をもらった。 教会で由里からこんなことを聞かされて、あんまりいい気分じゃなかったのに、 教会で出会った彼 知らされた事実 - あすみとモラハラ夫との13000日 私はそのことを知らないと思ったのかな。 別に今度…

モラハラ母の策略 気の進まないお見合い

私は、パワハラ セクハラ上司の元で、こきつかわれながらも、長年の夢だった海外留学の夢を果たすために、振り込まれるお給料を必死で貯めようとしていた。 パワハラモラハラセクハラを受けながらの過酷なOL生活 - あすみとモラハラ夫との13000日 相変わらず…

モラハラ母は子供の幸せより自分の幸せと損得を優先する

サークルで知りあった彼は県外の人だったので、コミュニケーションの手段は電話か手紙。 今のようにスマホがないので、シンプルですね。 たくさんの学生が住むアパートで、電話がひとつしかなかったので、なかなか本人に繋がらなかった。 手紙が自宅ポストに…

マネハラ母の異常なお金の執着とコントロール

小さい頃から母には、学用品代込みのおこづかいしかもらっておらず、成長期にも関わらず、洋服は兄や体の大きい子のおさがりばかり。洋服を買ってもらえるのは、祖母が毎年、新しい年を迎える前にお金を送ってくれて、それで買う1年に1回。欲しいものはお…

教会で出会った彼 知らされた事実

「あ、おはよう♪久しぶり」同級生の由里は夏のBBQなど、何かの集まりの時には時々 顔を出すが、日曜礼拝は仕事の関係で、なかなか来ることができなかった。 「今日は来られたのね、良かったね」 礼拝が終わって会堂の隣にある部屋の一角で、テーブルを囲んで…

教会で出会った彼 灯台編

北川君の車の助手席に乗せてもらって、海岸線をドライブすること一時間半。 遠くの岬に白い灯台が見えてきた。「景色のいいところよ」と、聞いてはいたけど、家族でお出かけすることがほとんどなかったので、地元にいながらにして訪れたのは、その日がはじめ…

教会で出会った彼

バブルの時代だからもう30年以上も前になる。出世しかない頭にないパワハラセクハラ上司に、毎晩歩いてかえれないくらい残業でこきつかわれて、家に帰ると実母のマネハラ。パワハラモラハラセクハラを受けながらの過酷なOL生活 - あすみとモラハラ夫との1300…

教会で出会った仲間達のいま

毎日 毎日 コロナのニュース たくさんの人が感染し、たくさんの人が苦しんでいます。1日も早く、平和な日々が戻ってきてもらいたいですね。 コロナ収束を願っています。たくさんのアクセスをありがとうございます♪昔を振り返って母から受けたモラハラ、マネ…

モラハラ母 死に様はその人の生き様

来月2日で、実母が亡くなって4年になります。普通の親子関係で過ごしたら、一緒に旅行に行ったときの思い出や、手を引かれて小学校に入学した時の思い出など、思い出されて、感慨深いものがあるのでしょうけど、母との良い思い出はほとんどありません。 病…

母のマネハラ ひとつめのパンドラの箱

私は夫とお見合いの末に婚約した。夫は地元の進学校を出たのちに、国立大を経て東証第一部上場企業で働くごく普通のサラリーマンでした。 夫も30を越える年で、周囲からお見合いを勧められてたのでしょう。お互いの家をよく知る人がお世話をしてくれて、私と…

母の究極のマネハラ

「お母さん、私、留学したいから、今からお金をためる」そうすると、母は「はあ?」と眉間に皺を寄せて とても不機嫌になった。「歳はいくつだと思ってるの!早く結婚しないと行き遅れるでしょ!」あの頃は女性はクリスマスケーキと言って24までなら貰い手が…

パワハラモラハラセクハラを受けながらの過酷なOL生活

勤めはじめた金融の会社は、1年半後に、新しい支店長と課長が赴任してきた。頭の中は自分の出世しかない人の気持ちがわからない40才前の人。 異例の出世と言われ若くして支店長としてやってきたのが、私達の支店。顧客にはお年寄りの多い田舎の金融会社で、…

母のマネハラが始まったきっかけ

自分の行きたかった憧れの大学でも、将来何をしたいのかわからないまま、ただなんとなく企業に内定を決めたり、(入学したけど・・・何か違う)と感じたり、他にやりたいことがあったんじゃないかと迷ったりして、中退するのは、今の時代 珍しくはない。 一…

母のマネハラの始まり

今まで、何か賞をとっても、音楽コンクールの伴奏になっても、さほど喜ばなかった母が、金融関係の会社に内定したときは、見たことないくらい大喜びした。卒業3週間前のギリギリの内定。 就職指導室の先生が、 「積極的なあなたが、何で残っているのかよく…

思うようにならない未来予想図

都会の大学に行った教会の上級生達は夏休みやお正月休みには帰ってきた。男子学生は少しだけかっこよくなって帰ってきたし、女子はお化粧もしだしてなんだか垢抜けて帰ってきた。あの美しい慶子さんも。黒っぽい地味なお洋服ばかり着ていた慶子さんが、お化…

モラハラ母のいた家 兄と私の進路

私はそのまま、付設の短大に進んだ。 「短大卒業したらすぐ働いて、家にお金を入れるのよ!」 もうずっと言われ続けていたこと。 「佐藤さんは、どうするの?進路は・・・」みんなそれぞれ進路を決定する夏頃に、気にかけてくれていた先生が、教会の礼拝後、…