あすみとモラハラ夫との13000日

モラハラ夫とのつきあい方とその対処法

おてんとう様はちゃんと見ている

さっき、不備だった奨学金書類を送ってきた。明日締め切り。

不備の書類に、夫の署名がいるってなったらどうしよう・・・と思ったけど、署名欄はなかった
その代わり、夫の源泉徴収票や年金振り込み額のわかる書類や、そういう書類が必要で、大学側からはすぐにFAXで送るように指示されているのに、疑いを抱かせないよう、なるべく急いだ風を見せないようにするのに私は胃が痛くなった。

ゴルフの練習から帰ってきたのが4時過ぎ、それから始末の悪い夫から書類を出してもらうのは容易なことではない。
小一時間くらいかかっただろうか・・・

「急ぐの?」
「なんか、コピーして送らないといけないんだって」
テレビを見ながらまるで、他人事のようにサラリと話した。

FAXは壊れていたが、コピーだけなら、家でできていた。
だが、つい、2日位まえからコピー機が使えなくなり、買い物好きの夫がすぐさま、スマホでピッとコピー機を買い、ちょうど、明日あたり、届く予定なっていたのだ。
もし、自宅のコピー機が壊れていなければ、夫はコピーだけして、私に渡しただろう。
コピー機が壊れていて良かった。

「買い物のついでにコンビニでコピーしてくるよ」

「コピー機が届いてからでいいじゃん」

大学側からはすぐにFAXするように言われているので、急いでいた。
「何か、さっと送ってって卓也がいってたよ?」
「明日コピー機が届くのに」




① 友達がすぐに奨学金を増額を提案してくれた
② 申告日 当日にギリギリ申し込みができた
③ コピー機が壊れていた。
④ 夫の自筆のサインはいらなかった


いろんな条件が揃って、奨学金、来年の生活費をこれで、賄うことができそうだ。
なんとか、無事に申請が通って欲しい。


モラハラ夫がまた何を言いだすか、わからない。


「とりあえず奨学金を増やしたらいい」
とアドバイスをくれたお友達の一言が忘れられない




「おてんとう様はちゃんと見ている」





なんでこんなことになっちゃたんだろう。

8月までは普通に過ごしていた。

還暦前になって立ちっぱなしの仕事はきついけど、周りのみんなから頼りにされてやりがいを感じていた。
これも、大学生になった末っ子のため。

あと少し、卒業したら、仕事をやめて、夫と2人、仲良く、子供達の結婚や、孫ちゃんの世話しながら、旅行にもいって過ごそう

そう思っていた。
「孫って可愛いらしい」とよく話していたので、夫もそう思っていると思っていた。

ところが残り2年の学費と生活費をわたし1人で賄わなければならない現実

いつからだろう。

無理難題を言うモラハラ夫を私は子供をなだめすかすように、その都度、上手にかわしてきた。
吠える夫を「ほんと酒ぐせ悪いんだから」と子供達の前で笑いながら過ごしてきた。

いつからだろう。


定年退職する一年前の役職定年くらいから?

「定年退職したら丸くなるらしいよ」

「歳とったら変わるらしいよ」

夫のことを相談すると、たいていの友達はそう言った。

でも、そのモラハラぶりは酷くなるばかり。

役職から離れ、いち平社員となり、年収が減ることで、プライドが保てなくなった。
年収減の不安は、ちょうど私が母の遺産をもらったことで、解決し、喜んでくれてもいいはずだった。

それこそが普通の人とモラハラの人と決定的に違うところだった。

奥さんについては下僕、奴隷としか思ってないモラハラ夫は私が、自分の支配できないお金をもつことで、苛立ちを募らせ、報復の時期を今か今かと窺っていたのだろう。

認知症の進む義母の介護も、問題解決能力の著しく低いモラハラ夫に重くのしかかる。
また、私に丸投げするつもりだ。






今日は天気が良かった。

久しぶりに雑草だらけになっていた庭の掃除をした。


『10月の桜』と名付けられた桜の花が小さな小さな花を咲かせ、それはまるで私にエールを送ってくれているかのように思えてならなかった。