義理のお母さんには、本当にお世話になった。
モラハラ夫を擁護するために、あり得ない事を言ったとしても、その数倍、よくしてもらって義母には感謝している。
だから残りの人生を豊かな気持ちで送ってもらいたい。
モラハラ夫を作りあげた超本人でもあるが、私の実母の方がもっと酷かったから、気にならなかったのかも知れない。
義母はお金持ちの家庭で育った8人兄弟の末っ子。
「みんなに可愛がってもらった」
だそうだ。
お金に不自由しなかったというのは、「欲しい」
と言ったら、我慢させずに、子や孫にすぐ買い与えていた様子からなんとなくわかる。
自分もそうされてきたのだろう。何かぐずぐずいい出したら、兄弟や親が
「はい!ちーちゃん」
と品物を差し出したのだろう。
だから、私の気持ちもわからずに、子供をあやすように靴を差し出したのだろう。
我がモラハラ夫も、子供たちに何かにつけて物を買い与えた。
「やめてくれない?」
というと、
「いいじゃないか、これくらい」
と、値の張らないことをいいことに、
あまり、高いものじゃない、ちょっとしたカードやゲームソフトをショッピングモールにいくたびに買っていた。
私としては、値段の高い、安いじゃなくて、本当に欲しいものを、考えさせて選択させて、その時まで我慢させるということを子供たちには教えたかった。
小学校低学年になったころからは、おこづかいを与えて、欲しいものは「その中から買いなさい」
と言った。
そうすると、欲しいものにおこづかいが足らなかったら、我慢もするだろうと考えた。
欲しいものは、年齢が上がると共に値段も上がっていく。
お正月に祖父や祖母からもらったお年玉を私が管理し、足らない時はそこから出して買うようにした。
欲しいものはきりがない。
一番下の子が、来春、受験という秋に、子供が欲しがっていたスマホを買い与えた。。
我が家では、上の3人とも、欲しくて欲しくてたまらなかったスマホは、高校合格まで、我慢させて買ったのに、何で受験を控えた今、夫がスマホを買い与えたか、他の兄弟は私同様、夫を非難したが、「まあ、いいじゃないかと」ニヤニヤ不気味に笑うだけだった。
義母や義姉が30を過ぎた甥っ子にアパート賃を出したり、新車を買う代金を助けたりすることが、私にはとても理解ができなかった。
義母、義姉、そして夫、3人とも、買い物好きで、そして片付けられない。
買い物依存性とまでは行かないまでも、コンビニや100均が大好き。スマホでピッとして宅配便が届く。
そして同じような物を買ってくる。
片付けられない
↓
探せない
↓
同じような物を買ってくる
↓
物が溢れる
↓
捨てられない
このような構造が見えてくる。
このような環境がモラハラ夫を生み出したとしたら、今、付き合っている人、結婚を考えている人は注意して見てみるとどうだろう。