あすみとモラハラ夫との13000日

モラハラ夫と暮らす悩みと苦しみを綴ります

モラハラ夫にとって私はペットの世話をするペット

ずっと繋がれたままのタロ、ストレスいっぱいだったのでしょう。
繋がれたていた紐を噛み切って脱走していたのです。

タロは死んだコロと違ってよく吠え、やんちゃで何をするかわかりません。
仕事から帰ってくると、誰がそうしたのかわからなかったのですが、切れた紐が植え木の幹に繋がれていたのです。

誰か、この家の犬と知って連れてきてくくってくれたのでしょう。

仕事から帰ってきた夫にすぐに報告しました。

「ストレスがたまって脱走したんだよ!ちゃんと散歩に連れてってあげないと!」

「たまたま紐が切れただけだろ!大袈裟な!」

私はそうは思いませんでした。
まだ人間の歳で言えば青年のタロ、絶対にストレスです。

すぐにホームセンターで新しいリードを買ってきて繋ぎました。


が、翌日も、また、その新しい、買ったばかりのリードを噛み切って脱走していたのです。

また、誰かが切れたリードを植え木にくくりつけていました。

私達の住む団地には小さい子供がたくさんいます。
誰かを噛んで怪我でもさせてないかと気が気でありませんでした。

すると、夜になって
ピンポーンと玄関のチャイムがなりました。胸騒ぎがしました。

出てみると、知らない若い女性が立っています
ニッコリ微笑んでいたのですが、
「あの・・・今日、犬が放し飼いになってましたよね?」
「え・・・はい、すみません、何かありましたか?」
「母が噛まれたんです」

「ええ!!大丈夫なんでしょうか!」

「・・・見にきてください」

ご近所でしたが、通路を隔てた一角はあまりお付き合いのない方ばかり、若い女性に連れられて伺ったお宅の玄関先で腕に包帯を巻いたお母さんという方が出てこられました。
その姿を見るなり言葉を失ってしまいました。

話を聞くと、紐の切れたタロを見方たご婦人が、いつも散歩コースで見る犬だと、親切に紐を引っ張って繋ごうとした時に、手首や腕に噛みついたらしいのです。

私は、散歩をしなかったせいだと申し訳ない思いでいっぱいになりました。
モラハラ夫が散歩に連れていくのを待たずに、私がさっさと連れて行っておけば、こんなことにならなかったのに と思いました。

次の日から、リードは鎖に変えてタロが噛みきらないようにしました。

相変わらず、夫は仕事から帰ってくると、ソファーに座り、スマホをつつきながら、テレビを見ているだけです。

「散歩は?」

そう聞くと、右手を頭の上に掲げて手首をイヤイヤと振るだけです。

7時間半の立ち仕事、毎日買い物をする訳ではありませんでしたが、重たいお夕飯の買い物を提げて、玄関に置くと、すぐにその足で散歩に連れていく毎日が続きました。
散歩から帰ると、すぐにお夕飯の支度、片付け、お風呂から上がると、もう、ぐったりでした。

春休み、夏休み、子供たちが帰省で帰ってくると、
「お願いだから、タロの散歩をしてほしい」
と頼むと、みんな、気持ち良く散歩に連れてってくれて本当に助かりました。

私がとても疲れているのを見て、春休みを終えて大学に戻る子供がモラハラ夫にタロを散歩に連れて行くように言ってくれたようです。


ときどきは私も散歩に連れていきますが、今は子供に言われて夫が連れて行くようになりました。

犬を飼うのは絶対に嫌!と言ったのに、「僕がめんどうを見るから」と、「飼いたい飼いたい」と最初のうちだけで、3歳児のだだっ子のようです。


今、大学に行ってる子供が自立して、私がアフィリエイト収入で独りで暮らすことができたら・・・
その時は、家を出ていこう!・・・そう思いながらも、夫の気分次第で、散歩に連れてってもらえないかもしれないタロのことを思うと、家も出ていくことができません。

モラハラ夫が生き物を飼うのは、少なからず私にも責任を背負わせるために、見えない鎖で繋ぎ止めるために、世話をさせるためではなかろうか。

モラハラ夫にとって私はペットの世話するペットなのかも知れない。