おやつタイムにホワイトデーのために買ってみたマカロンをいただきました。
お皿は大好きなウェッジウッドのワイルドストロベリーです。
お皿しか持ってきてないので、いつもちぐはぐなカップでコーヒーを飲んでます。
カップも自宅から持ち帰りたいのですが、こっそり持ち帰らないと、また夫のどんな毒矢が飛んでくるかわからないので、できないでいます。
他の食器にしても、「使わない食器を寄付する」とか言って、整理するふりをしながら箱に詰めたもので、好みのものじゃなかったり、揃わなかったりで、なんとなく気分があがりません。
アパートに引っ越してきた今だから、そんなことを考えはじめたので、これは良い傾向です。
とにかく離れる、とにかく逃げる、そのことにしか考えが及ばず、何でもいいから、最低限の生活ができればいい。と持ってきたものばかり。
息子の大学卒業も決まり、気持ちに余裕が出てきて、なんか、自分がやりたかったライフスタイルを少しずつでも実現させたいと思うようになりました。
自宅では実家を畳んだ時に持ってきたたくさんの器がありましたが、それは母が選んだもので、私自らが選んだものじゃないものです。
家にあるからという理由で使ってました。
値の張る良い器もありましたが、それらを使って食事を作ることは、自宅を出てきた今、お正月くらいかも知れません。
ウェッジウッドのワイルドストロベリーのシリーズは、実家からも持ち帰りたくさんあるので、娘に
「新居に持っていかん?」
と言ったら、
「いらん、マグカップで上等」
と言われました(笑)
金の縁がついた繊細なお皿は娘の好みには合わないようです(笑)
メルカリでもヘレンドやマイセンなどの高級食器がたくさん出品されています。
高級食器をお洒落なカップボードに入れて眺める時代は終わったのでしょうか。
出品された食器の数々を見ていると、『肩の荷を下ろしたい』風の時代の到来なのか、身の回りを小さくしたい、そんな思いが見え隠れするようです。