あすみとモラハラ夫との卒婚生活

モラハラ夫  卒婚生活 カサンドラ

義母さんが必死で断った事とは


モラハラ夫がお姑の家から戻ったその夜、私のスマホに電話がかかってきた。

毎回のことだけど、夫が帰省すると、義母さんを美容院に連れて行ったり、義姉さんと、3人で高級な食事処に行ったり、鰻を食べに行ったり、親孝行らしいことをして過ごしている。

 

そんな夫の親孝行をとても喜んで、電話をかけてきた。

「本当に感謝してるのよ、いつもお世話になってねえ、あっちこっち連れてってくれるから、本当に助かるわあ」

「良かったね、車がないとなかなかね」

「そうなのよ、美苗が運転できんからねえ」

山の上にあるお姑の瀟洒な自宅は、舅が亡くなって1ヶ月もしないうちに探して移り住んだ家。

ガヤガヤした街中にあった前の家が、お嬢様育ちの義母さんは、本当に嫌いだったようだった。

その時はまだ60歳になるか、ならないか、ちょうど私くらいの年だ。

車が好きで、すぐにお出かけしていたお姑だったが、10年くらい前から急に認知症が酷くなって、段階的に様子を見ながら、とうとう廃車にした。

認知症は進んで、週に2日だったヘルパーさんの訪問を週3日に増やしている。

 

ヘルパーさんが来る前の家の汚さといったらなかった。

近くに住んでいたなら、いくらでも片付けたり掃除に行ったりするのに、と思ったが、危ないからと、

「あの家片付けないとお母さん危ないよ」と夫に言おうものなら、夫は

「おまえはまだおふくろが生きてるうちに片付けろって言うんかっ!」

と、恐ろしい形相で怒鳴るので、それ以上口を挟むことはできなかった。

 

そんな認知の進んだお姑に、こんなことを言ってみた。

「独り暮らしはなんとなく心配だし、幸司さんも、もう、仕事してないし、そっちに帰ってもらおうか?そしたらいつでも出かけたい時に出かけられるし」

そういうと、お姑は慌てて

「いい、いい!そんなことしたら、あすみさんに迷惑がかかるから、迷惑かけたらいかんし」

「全然迷惑じゃないよ、そばにいたら、いろいろ助かるんじゃないん」

「いや、いいいい、本当に大丈夫だから」

認知が入っている割には、過敏に反応したさまが、なんか笑えた。

 

夫のことを「本当に優しくて思いやりのある子なの」

と言いながら、怒るとキレて、お姑さんにもかまわず怒鳴って威嚇する夫のことを、お姑はよくわかっているからそんな風に慌てて拒絶するのだ。

あなたが我儘放題に育てたせいで、私は鬱になりそうで、とうとう自宅を出てアパートで、暮らしてるなんて、いいはしないけど、半分どうにかしてもらいたい、そんな気持ちだ。

 

 

 

 

 

 

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