あすみとモラハラ夫との卒婚生活

モラハラ夫  卒婚生活 カサンドラ

父が呟いたこと


今日は暑かった

父のところへ晩御飯を届けに行った時、もういらないだろうと思ったイオン飲料を追加で3本持って行っておいた。

 

ガラケーを確認したら今日も駅まで歩いていた。

歩数は2300歩くらい。

ここにきた時には軽く4キロは歩いていたので、少し少なくはなったが、寝たきりになり私に迷惑をかけないようにと毎日歩いている。

 

早くに両親を亡くし苦労した父。

実の息子とも音信不通となり籍まで抜かれて、何とも言いようがない。

私くらいは幸せな結婚をしていると思ってもらいたいので、家を出てアパート暮らしなどとは言っていない。

 

だけど、父は私が仏壇に手を合わせているのを見て、感じている。

「なんかあったかね?」

 

何度か聞かれたことがあるが、今日は違った。

仏壇にお線香をあげ、拝んで、振り向くと父が言うのだ。

「幸司くんは、仕事はしとるのかね」

「もうとっくの昔にやめたよ」

早いもので、嘱託の仕事をやめたのはもう1年前になる。

「お母さんところに帰ればいいのになあ」

拝んでいる私の背中を見て、何か感じたのかな、苦労していると思ったのかな。

「そうよね、お母さん一人じゃ危ないよねえ」

「あれも(姑)なかなか頑固やからなあ」

 

よくわかっている。

頑固な母親に育てられた自己中夫。

実の母親でさえ、一緒に暮らすのを拒否している。

そんなモラハラ夫と結婚してこの秋で35年。

モラハラなんて知らなかったし、離婚なんて考えすらなかったし、努力していけばいいと信じきって、気がついたら還暦間近。

夫は月に50万円の悠々自適の年金暮らしで、私は足らないところを父の年金で賄いながら生活している派遣社員。

目と鼻の先にマイホームがあるのに、そこに暮らせない私と息子。

 

早くタロ連れてお姑のところに帰ってほしい

どうしたらいいんだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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