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様変わりした故郷


アパートに帰る新幹線の中です。

 

昨日の出来事があまりに楽し過ぎて、その反動で、朝からテンション下がりっぱなし

 

お姑のところと、教会でのプチな同窓会以外は特に行ってみたいところもなかったけれど、駅前にある百貨店の中のお気に入りの珈琲ショップには行ってから帰ろうと、開店を待ちわびて入ると3階の隅にあったWedgewoodの器でもてなしてくれてたマダム御用達のお店はもう撤退していた。

 

それならと、隣接するビルの中にある、やはり珈琲の専門店があったところに行ってみると、こちらも撤退して、跡地が仏壇屋になっていた。

コロナが流行りだしてからもう3年目。

人々はすっかり巣ごもり生活になり、その間、お店のお客様たちは、足腰が弱り、認知も進んで、お店が立ち行かなくなってしまったのだろう。

教会では学生の時にお世話になっていた年配のおじさまやおば様達は、ほとんど施設に入っていたり、もう天国に召されたりして、前からいる人は3人・・・4人・・・

くらい。

 

私の若い頃はまだたくさん子供達がいた時代。1学年4クラス、多かった時には6クラスあった小学校はこの春閉校。

閉校に際して招待された卒業生から学校の懐かしい写真を見せてもらった。

学校の近くに暖簾のかかったお好み焼き屋さんもあったけど、すっかり更地になっていた。

教会の前の市道も、あらためて見ると、こんなに狭かったっけ、というような場所。

足が不自由な年配者達のために、周辺の土地を買って車が止められるよう駐車場に整地したみたいだけど、前の市道は、車1台がやっと通れるくらいで、緊急の時に救急車が通れないというので、道が広げられるらしい。

 

少人数ではあったが昨日が盛り上がり過ぎて、(あれは夢だったかも)と思えるようだ。

会いたかった慶子さんは娘さんの結婚式で来られず、他にも親族の法要や、仕事や病気で来られなかった人が多かった。

 

37年ぶりの再会となった牧師ご夫妻だってたけど、振り向きざまに手を振るご夫妻を見て(もう会えないかも・・・)と淋しくなった。

あれから年月が経ったのだ。

仕方がない。

 

35年前にこの教会で結婚式を挙げて、教会員、皆がお祝いしてくれた。

でも今、私は夫と別居。

慶子以外は誰も知らない。

「ご主人元気?」

「もう悠々自適生活やね」

などと言われて、「そうね~」と笑って胡麻化した。

 

教会で過ごした事の外は、あまり良い思い出もない故郷だったが、自宅も無く、また知った人が、ひとり、またひとりといなくなっていく教会の仲間のことを考えると、お墓参りくらいしか、ここに戻ることもなくなるのかなと少し悲しくなった。

 

みんなが感じることなのかも知れないけど。

もう1度今度は皆が集まれる同窓会を開きたいなぁー

 

 

 

 

 

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