持ち場はたいていひとりで受け持つけど、時々、ひとつ上の同僚が手伝ってくれる。
いろんな持ち場を掛け持ちしていて忙しそうだし、あっちこっち行くから覚えることがたくさんあって大変そうだ。
彼女、大事に育てられて時々、(私は特別)みたいなところはあって、なんだかなぁーと思うこともあるけど、性格的に穏やかでなんかおしゃべりしていると面白い。
ご実家も昔ながらの習わしが根強く残っているところみたいで、仏事の話などは、地域的な違いなど知れて趣深い。
そんな彼女と、今日は家の話になった。
地元に大きな二世帯住宅があるそうだ。
でも築年数が経っていて、売りに出すか、リフォームするか迷っているという話を聞いていた。
この土日に住宅の相談に行ったらしい。
それが、敷地に井戸があってそれがまだ活きてるというのだ。
住宅の相談は、住宅メーカーじゃなくて、どうやら占い師みたいな人にしたらしい。それも彼女らしい(笑)
井戸をほったらかしにしているから家族に障りが出ているという。
(へえー)
みたいな話。
活きている井戸があるまま、土地を売ってはいけないとのお告げで、どうやらリフォームに踏み切る様子。
私は老後に大きな家は管理が大変そうだから「平屋に住みたい!」と言ったら
「私も〜!」と盛り上がった。
実家にはグランドピアノも置いたままで、部屋数を聞いたら、8人家族か、とでも思うくらいの広さ。
「掃除が嫌〜〜〜」
同じくそうだ。
年をとったら家事労働をなるべく減らして、自分の好きな事に、時間を割きたい。
階段の昇り下りが億劫で、2階にはほとんど上がらないと、年配の人は声を揃えて言う。
陽当りが良くて、二部屋にキッチンとかお風呂場とトイレ。
一応、車も2台止められて、バス停まで近い、というのが理想。
そのうち車にも乗れなくなる。
明るい平屋に住みたいなぁー