【102歳、一人暮らし】
の本が届いたので、手にとり、試しに2.3ページと読み始めたら、筆者の語り口に引き込まれ一気に読んでしまいました。
読むまでは、読んだらすぐにメルカリに出品すれば、1000円近く還ってくるかも知れないと、みみっちいことを考えていましたが、この本は人生のバイブルとして、傍に置いておきたいと思います。
哲代さんの明るく朗らかな生き方が微笑ましく、勇気づけられるのに、何故か涙も出そうになります。
それは悲しいからじゃない。
何でしょう。長い人生の中では、楽しいことばかりではなかったでしょうに、あらゆることを乗り越えてきて、今を楽しんでいる哲代さん。
すでに亡くなったご主人さんの写真を傍に置いているそうです。
とても愛していらっしゃったんでしょうね。
すべてをポジティブな思考に変えて、周りの人に迷惑をかけないように自分でできることは自分でする。
素晴らしい生き方です。
哲代さんは102歳。
2020年には入院もしたそうですが、今はお元気で暮しておいでです。
特に感銘を受けたのは、何事にも感謝しているということ。
文句ばかり言っている人は、長い間に、口がとがって、眉間にふかい皺がよってきます。
なのに、哲代おばあちゃん。
肌がつやつやして、いつもニコニコしてるから、口角があがって、目尻が下がり、ほんとに穏やかな良いお顔です。
きっと毎日生かされていることに感謝して、食べものに感謝して美味しくいただき、たくさんの人と楽しくおしゃべりしていらっしゃるからでしょう。
こんなふうに歳を重ねたいなぁー、そんなお手本の本です。
落ち込みそうになったらまた読み返したいです。