住んでいる地域が地方都市の田舎なので、周りは高齢者が多い。
買い物に来るのも、高齢者がひとりできたり、娘かな?息子さんかな?と思うような子供さんに連れられてきたり。
あまり、見たくない場面は、子供と思しき人が年老いた親に
「はよせんかっ!」
「そこに座っとれ!」
「何をトロトロしよるんかっ!」
と暴言を吐いている場面。
そんな場面を見るたびに(そんなキツイ風に言わなくてもいいのに)と胸が痛むと同時に(私の老後もこんな感じになるんだろうか)と身につまされる。
反対に、押し車を押す親を気遣いながら朗らかに喋る親子もいる。
できたらこっち側になりないなあと思うけど。
【老後は育児の通信簿】
今、還暦。
怒ってばかりの下手な子育ての成れの果てが、モラハラ夫だけでなく、子供にも怒鳴られながら、年老いて行くなんて悲しすぎる。
4人の子育ては、過酷だった。
子供達は、どこかに遊びに行くより、自分の話しを聞いて欲しかったのかも知れない。
そんなところから情緒が育って行くはず。
情緒交換のないまま大人になったら、人との関係が命令や支配によるものになるのかなぁと、暴言を吐く女性を見てそう感じた。
あと20年すると80歳。
その間、禊として、子供達と良い関係でいられるようにしたいと思ってはいるが、自宅から出てきたので、それだけでも、何か余計な心配をかけているような気がして、仕方ないけど。
不安な老後は嫌だなあ