昼休憩には、歩いて3分のアパートに戻ってくる。
30分ソファで横になってお昼寝をすると、午後からしっかりと動ける。
このお昼寝できる環境がとても有り難い。
今日も戻ってきた。その時、ドアの内側につけられてるポストに何か入っているみたいだったので、内側から格子になっているポストの中を見ると、見覚えのある封書が届いていた。
自動車税の請求だ。
なんか見ただけでくらくらしてきた。
普通乗用車39000円か、
時間もないので、チラッっ見ただけで内側に入っていた蓋を開けなかった。
また大金の支払いだ。
お昼寝と食事を済ませて、仕事へ向う途中、さっき見たポストの中に入っていた自動車税の封筒が急に気になりはじめた。
だって私の車の名義は夫のはず。
読者様からのアドバイスで、配達先の住所変更したから、こちらに届いたのはいいとして、
夫名義の車の税金請求がどうして、うちに来るのだろう・・・
また考えはじめると疑心暗鬼になった。
モラハラ夫が車の名義を私に変更して、
「自分の車の税金くらいそっちで払え」
というつもりで勝手に名義変更したと考えられなくもない。
考えはじめたら腹がたってならなかった。
またモラハラ夫の経済DVか。
仕事をしながらも、モラハラ夫への対抗措置をいろいろ考えた。
ほんとに頭にくる!
封筒を開けずにそのまま自宅に持って行って
「こんなんきてたからはらっといてね~」
と何食わぬ顔して、玄関先に置いて来ようか。
それか、証拠を残すためにLINEにするか・・・
夕方、仕事を終えてアパートに戻り、内側のポストの蓋を開けて宛名を見ると、それは、先月会社の近くに引っ越しした息子宛のものだった。
宛名を見ずに、私宛にきたものだと早合点し、モラハラ夫が自動車税を払いたくないために勝手に名義変更したのかと疑ってしまった。
モラハラ夫と暮していた時には、次にどんなことをされるか、どんな落とし穴があるか、考えながら生活する変な癖がついて、アパートにやってきた今でも、そうやって疑心暗鬼になってしまう。
友達と旅行の計画をたてると、わざとその日に「おふくろが優先だからなっ!」と旅行の邪魔をする。
奥さんが、楽しそうにしたり嬉しそうにしたりするのが許せないのがモラハラ夫。
アパートに引っ越してきて、ほんとに気持ちが楽になった。
夏にはゆみ子に会いに!秋には紅葉の京都を見に父を連れて行こうと計画している。
また邪魔をされないように秘密裏に計画を遂行するつもり。
それにしても疑り深くなっている自分が、何か嫌になる。