今日は父親のこと。
先週の水曜日に部屋の中で転倒して、肋骨にひびが入った父。
一昨年に圧迫骨折をしたときには、ほんとに痛がり、トイレまで行くのにも、備えつけの手すりを持ちながら、そろりそろりとしか動くことができなかった。
何かするたびに顔を歪めて、飲み薬も、間違えて1度に飲んだり・・・
普段、ほとんど薬を口にしなかった父が、朝夕、いっぺんに薬を飲み、湿度の高い暑い部屋で朦朧とした姿を目の当たりにした時には、(あぁもうだめかも知れない)と覚悟した。
携帯にかけても長く鳴らしても出ないと、心配になって、夜中に様子を見に行き、そこから仕事に出かけた。
ひょっとしたらリビングの真ん中で倒れているんじゃないかと、玄関を入るのが怖かった。
そっとドアをあけたときに聞いたいびきでどんなに安心したことだろう。
今回も早く痛みがひいて、またデイサービスに行けるようになればいいのにと願っていたが、あれからちょうど10日目。
「どぉ?まだ痛い?」
と聞くと、
「聞かれたら痛いような気がするかなあ」と笑った。
「だったら良かったね!」
父はほんとに強い人間だ。
痛くても、次の日にはいつもの散歩道を歩いたというからびっくりした。
「あるかんとすぐに歩けんくなるからなあ」
と、私に心配をかけないように、頑張っている。
そんな父が
「大原に行きたいなあ」
と言ったから、年のはじめに京都の宿を予約し、出かける予定でいるのだが、
「もうどうでもいいなあ~」
と、そうは言ったもののめんどくさくなった的な老人あるあるで、
「もう旅館予約したからね!」
と強く言っておいた。
なかなかとれない人気の宿、これまでも何度か予約を試みたが、その度にボツだった。
駄目元で電話したら、「空いてますよ」の返事で「ほんとに?」聞き返したほどだった。
今さら行かないとは言わせない
もう!老人ってほんとに気分で動くし、言ったことを覚えてないからイライラしてくる。
でもここまで元気になってくれてありがたい。
父が元気になってくれて感謝
明日からお休みで感謝
大蒜たっぷりのサムギョプサルが美味しくて感謝
お読みいただきありがとうございますm(_ _)m