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従姉からかかってきた電話の話し


先週の土曜日、約40年ぶりに、父方の祖父母のお墓参りに行きました。

そのお礼の電話が一昨日かかってきました。

 

もう山の上のお墓は墓じまいして、70歳の従姉が住む近くのお寺で供養しているのです。

従姉も足が悪いし、息子さんには子供がおらず、自分の代でそうしようと決めたみたいです。

三姉妹の長女。

大正生まれの頑固な親父に、言われるままに婿養子をとって、お墓を守り続けてきた従姉。

自分の生まれた家も、祖父母の家も、まだそのままにしてあるそうです。

ちょっと行ってみたい気持ちもしましたが、

「もうやぶの中よ」

と言ってました。

そう言えば、車が通るような道でもなく、田んぼの中にある細い細い路を歩いて言ったような記憶があります。

三姉妹の1番下の従姉によく遊んでもらいました。

頭がよく、美人で、伯父さん自慢の娘みたいでしたが、昨年、癌で亡くなったそうです。

享年61才。

ちょっと早いですね。

 

三姉妹、行き来はほとんどなかったみたいです。

祖父母が早く亡くなって、長男である伯父が奥さんと2人で、漁業で生計をたてていました。

漁船を持っていて、1度漁にでると、2.3ヶ月、家に戻らず、その間、三姉妹は親戚の家に預けられたそうです。

 

そんな話しも、今まで聞いたことがありませんでした。

1番甘えたい時に親がいないなんて、どんなに寂しかったでしょう。

従姉はそれ以上は喋りませんでした。

辛いことがたくさんあったのかも知れません。

子供が親に甘えたいときに充分甘えられないと、子供らしい感情を抑えてしまい、大人の顔色をうかがうようになります。

三姉妹も、そんなだったのかも知れません。

聡明で美人だった従姉も、子供が生まれてまもなく、精神を病み、ずっと入院生活をしていたそうです。

その間、お母さんや、従姉が何ヶ月もお世話をし、一緒に暮らしたそう。

 

なんかもう、苦労話しばかりで、墓じまいをし、永代供養をして、妹を見送り、いま、やっと自分のことを考える時間ができたと言ってました。

でも、もう70歳。

足が悪くて遠くには出かけられないそうです。

みんないろんなものを背負わされて、生きてきたんだと、あらためて考えさせられました。

従姉の苦労に比べたら、私のことなんて、吹いて飛びそうなくらいです。

 

94歳の父の動画を見て、元気な姿にとても喜んでくれました。

良かった。

ご先祖様のお墓参りをして、父母の過ごした故郷を訪ねることができて、ほんとに良かったです。

 

 

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