モラハラ被害者がどんなモラハラを受けているか、どんなふうに回避しているかをネットの中で探しているうちに見つけたシンイチさんのブログ
こちらは奥様からモラハラを受けているようです。
今、離婚に向けて進めていらっしゃるのですが、登場する奥様のモラハラが強烈過ぎて、読み進める度に実母と重なってしまいます。
亡くなった実母も浪費家でした。
父は真面目な公務員で、出張や単身赴任が多く、収入はそれなりにあったはずですが、父も私もいつもお金に困っていました。
少ないお小遣いの中でやりくりしなければならず、自然に交遊関係は狭まっていました。『子供にお金を持たせると不良の仲間になる』と、お金はすべて母が管理していたのです。
自分に贅沢な人でしたから、たくさんの習い事をし、高級な食器やお洋服、宝石や着物など買い物をしてました。子供時代に満たされなかった思いでもあったのでしょうか
幼い頃は母しか知らなかったので、よそのお母さんよりちょっと厳しいお母さん、ぐらいにしか思っていませんでしたが、私が金融機関に勤めるようになってからさらにマネハラは酷くなり、残業残業の毎日と、遅く帰ってもたまった食器洗い、給料は「結婚するときにこっちが全部せんといかんのに!」とほとんど残ることなく、入れてましたね
悪代官の年貢の取り立てみたいでした。
ブログを書いているシンイチさんの奥様は医学部の卒業なのだそうです。
モラハラをする人は頭の回転が早く独特な思考回路と、論説で、相手をねじ伏せます。
モラハラ人間は気にいる言葉しか耳に入らないので、こちらが「嫌なんだけど」「止めてほしいんだけど」の思いを伝えようとしても伝わらないです。
おかしいですよね、日本語しゃべっているのに。
伝えようと何回も言ってると、「あんたは性格が悪い!」「たいしたことじゃない!」
で終了してしまいます。
日頃の悪態は記念日に花や洋服を買ってご破算になるのです。
お姑さんも義姉もすぐにプレゼントを買ったり、車を買うお金を出したり、物を買ってあげることが愛情として育てられたんじゃないかと思います。
モラハラ人間の共感性の欠如という特徴です。
また、シンイチさんのブログにモラハラ人間の特徴のひとつとして、同じようなものを買ってくるとあります。
母は買った食材をよく腐らせて父によく怒られてました。
また同じようなものをいくつも買うのもそうでした。
三棹作り付けの食器棚には高級食器がいっぱいで、夕食の時に「織部の向こう付けを出して」とか、「備前の焼き物皿を出して」言われても、中学生では、次々に買ってくる食器のどれが備前でどれが織部かわからず、探しだせないと、烈火の如く怒って、食事の仕度は私にとってとてもストレスでした。
夫は高級志向ではないので、高いものは買いませんが、同じような物を次々買ってきます。気分で買うので、買ったことを忘れているのかも知れません。
そうしてクローゼットや引き出しからはみ出して、入れられない洋服はリビングの椅子の上に積み上げられています。
お姑も義姉の家も散らかった片付かない家で、夫の『片付けられない』は生活環境の影響もあるかも知れません。
『アパートで独り暮らしをしたい』と伝えてから、
「寝るんだったら2階でねろよ!」
「きちんと座れよ!」
と、言われなくなり、ソファで横になれるようになりました。
大きな進歩です。
でもそれは残念ながら愛情からではありません。
モラハラ人間は支配できる人間をサンドバック代わりに支配下においておかなければならないので、繋ぎとめておくためには、こうして優しくするのです。
それでも穏やかな夫でいるときは、歯が折れたり眼底出血したり不正出血が続いていたことも、ずっとずっと前の別の人のことのように思えてきて、このままこんな穏やかな日常が続けばいいのにと祈ってしまいます。
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