今日は朝から趣味のサークルの集まりがあり出かけてきた。
セレブな人たちばかりで、かつて私もぷちなその端くれだったので、未だに続けている習い事。
上達もしないし、離婚となれば生活するのにいっぱいになりそうなので、もう、止めた方がいいんじゃないだろうか、と頭を過ったこともある。
お食事をしたお洒落なフレンチレストランの前は、町の人たちの憩いの遊歩道になっていて、この時季は桜が美しい。しかも満開の桜。
歳をとった時に、大切なことの中に、健康やお金、気のおけない友達や趣味などがあるという。
かつては幼稚園のママ友達や、結婚前のOLさんもいて、それぞれご主人の転勤や、結婚などで、ひとり止め、ふたり止めで、若いと言われた部類の人間は私ひとりになってしまった。
それでも60代。
進歩はしないけど、こうして誘ってくださる間は、続けてみようかなと思い直した。
それこそ、今は仕事があるからいいが、これで仕事を止めてしまうと、人との繋がりがぱったりと無くなりそうな気がする。
子供達が自立した後は、夫と2人、豊かな年金生活で、孫ちゃんの面倒を見たり、一緒に旅行するんだとばかり思っていた。
夫から離れたことに後悔はしていない。
良かったと思っているけど、何かあるたびに子供達が気を遣うだろうことに、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
お食事会で皆さんと別れた後、資源センターにペットボトルや缶などのゴミを捨てに行った。
ゴミをためたくないので、毎週行っている。
先週は、娘用にネットで買った黒留袖と、私の色無地の着物をそのまま寄付してきた。
ただでもらったのでメルカリで売ったら、いくらかになったかも知れないけど、ただでもらったものを売る気にはなれず、活用してくれる人があれば、その方がいいと思った。
それに売れる間、ずっと持っておかなくてはならなくなることも、極力、物を減らしたい私には気持ちの上でも負担だった。
今日、見に行ったらすでに黒留袖も色無地もなかったので、誰か買ってくださったのだろう。
銘が入って、しつけ付、品物も良かったので、ほんとに良かった。
私も物は極力減らして、ひとつ買う時にはふたつ捨てる、という気持ちで暮らしたい。
捨てると余地が生まれて良い運気が入ってくると本で読んだ。
貯め代さんも実行中です