昨日、あれから、コロナが終息してゆみ子や北川君達と東京の夜を楽しんでいるのを想像した。想像するだけで、テンションが上がった。
久しぶりに顔を見てみようかなと、名前を検索し、研究所に登録されている名前をクリックすると、ちょい悪おやじみたいな画像が出てきた。
(あっ、間違えた)
そう思って今度は慎重に名前のところをクリックすると、またもや 同じ画像が出てきた。
(え?)
よーーーく見直してみると、目も口元もやはり、紛れもなく彼だった。
写真が変わっていたのだった。
以前、載せていた画像は、まだ40そこそこのものだったかも知れない。
昨年その写真を発見した時、少し太ったかな?とは思ったが、はりつやがよく、すぐに彼とわかったが・・・
彼も、こんな若い時の写真を載せていてはいけないと思ったのだろう。
あらたに載せた写真が今現在の彼なのだろうけど、あまりの変貌ぶりに動揺した。
同い年なので、アラ還。
同じ年回りの男性を見回しても、ほとんどの人は頭が薄くなり、お腹が出ている。
女性は女性で、白髪でパサパサした髪や顔のシミや皺など、隠したくても老いは隠せない。
平成の三四郎、古賀稔彦さんがこの前、亡くなられた。
お元気なイメージしかなかったので、速報が入った時にはびっくりした。
心よりご冥福を申しあげたいと思う。
古賀稔彦さんと言えば、1番印象に残っているのが、バルセロナオリンピックの金メダルの時だ。
現地に入ってからまもなく、後輩の吉田選手と柔道の稽古中に、足を負傷し、メダルが危ぶまれたが、不屈の精神力で金メダルを勝ちとった。あの時の感動は世界中に勇気と感動を与えたことだろう。
亡くなられた古賀さんのことが放映されると、一緒に稽古していた吉田選手と、現在の吉田選手が代わるがわる映像として流れ、細くて面長な若い姿と、50を過ぎて、ゴムまりみたいに空気をいっぱい詰め込んだみたいなパンパンな吉田選手が出てきて、あまりの違いに年齢には逆らえないと思ったものだ。
北川君の若いころ・・・細くて背が高く、顔が色白で、そんな風だから髪の毛が染めてもいないのに、少し茶色で涼しげな目にかかる前髪をかきあげる姿がなんだかとても素敵だった。
みんな彼が好きだった。
昨日見つけた現在の写真をさっそくスクショして、東京のゆみ子に送ったら、かえってきた返事が
「がっかりするから会わない方がいいんじゃない?(笑)」
この答えには笑ったが、年をとるのはみんな同じ。
会えば、彼だって、口には出さないだろうけど、(年をとったなあ)と思うだろう。
それを差し引いてもやっぱり楽しかったあの頃のみんなに会いたいなあと思う。
早くコロナが終息しますように!
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