あすみとモラハラ夫との13000日

毒親育ち モラハラ夫 エッセイブログ

思いがけない彼との再会 2


夫の転勤で引っ越ししてきたばかり、4人の子供に恵まれはしたが、周りに知り合いもなく、また1からの田舎暮らしは戸惑い、つまづくことばかり。



また、夫は新しい赴任地と役職でたぶん、かなりのストレスだったんだと思う。

最初から晩酌のおかずにはうるさい人だったが、それでも、いきなり激昂するなんてことはなかったが、1人生まれる毎、どうあっても逃げられない状況になってから、ハラスメントはどんどん酷くなっていった。

でも、夫はそれに気がついてはいない。亭主関白と思っている。義母にも相談したが、「きっと仕事が大変なのよ~思いやりをもってあげてちょうだい」と言われるだけだった。




新型コロナ肺炎で亡くなった岡江久美子さんのニュースは衝撃的で、かなり落ち込んでしまった。
そんな時に朝夕の寒さで、少し熱っぽく感じて(36.5だけど)咳が出ると

「おい!コロナじゃないだろうな!俺に移すなよ
移ったら俺はすぐに死だからな」

最初に出る言葉がこれ。

岡江久美子さんのニュースがあったばかり、普通は奥さんの体を心配しませんかね
もう、このくらいのことは慣れっこですが・・・


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そんな田舎の借り上げ社宅暮らしが始まったばかりの夏だった。


7.5畳のダイニングキッチンに冷蔵庫や食器棚、電話台や、テレビ、真ん中に丸テーブルを置くと、すれ違うこともできずにキチキチになった。

また、借り上げ社宅ということで、冷房がつけられず夏に揚げ物でもすると、キッチンは40度近くになり、くらくら目眩がするほどだった。



いつもの忙しい朝、

民放のテレビをつけていると、子供たちがテレビに見入って手が止まるので、朝はNHKのニュースにしている。

幼稚園の制服をそれぞれに着せて、坂の下まで、迎えにやってくる園の先生にひき渡すために、末っ子の着替えもさせなければならない。
時間が迫る中、兄弟喧嘩がはじまる。
「もう!いいから!早く!早くして!」


と声かけをする。
朝ご飯の準備でテレビに背を向け、何かまな板の上で野菜か何かを切っていた時だったと思う。

やんちゃな子供たちの声に紛れて、ニュースが流れてきた。
『・・・ではこのことについて○○研究所のキタガワジュンさんにお話をうかがいたいと思います』


『キタガワ・・・ジュン』


聞き覚えのある名前に 『はっ!』として私は振り返ってテレビの映像に近寄った。騒ぐ子供たちに

「うるさい!黙って!」

と一喝。

紛れもなく、NHKのニュースに映っていたのはあの北川くんの姿だった。

(えええ~)

「なん、お母さんの知っとるひとなん」

「うん、ちょっとね」

北川くんの姿がテレビに映ったのは数分間で、後はフリップに従い解説をしていた。

『・・・○○研究所の北川淳さんにお話をうかがいました。北川さんありがとうございました』


北川くん、少し貫禄がついた感じはしたが、顔も雰囲気も変わらない、あの時の面影を残していて・・・

映像ではあったけど、まさかの再会に懐かしく、また、解説をするその姿に歳月を感じ入ったのだった。

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このブログを書き始めてから、あらためて名前を検索すると、農学博士としてすぐに名前が出てくる。

立派になられたのだなあ・・・としみじみ思う。
高校生の時から付き合っていたあの時の彼女がずっと彼を支えてきたのだろう。

あのニュースを食い入るように見てから、さらに月日が経っている。

他の教会の仲間たちとも、このコロナのことが落ち着いたら是非また教会で再会を果たしたい。

その日を待ちわびている。