あすみとモラハラ夫との13000日

毒親育ち モラハラ夫 エッセイブログ

現実と空想の狭間 ~モラハラ夫との暮らし~


今年は1月から指を骨折、前歯が折れたら、次は左奥歯が割れ、治療中に、右の被せがとれて、咀嚼が難しくなり・・・
すぐに被せは接着剤でつけてもらったが、左奥歯がなかなか治らなくて、まだ歯がない状態だ。

コロナでマスクが必須アイテムとなり、見映えが悪い口元は、マスクのお陰で正直助かっている。

左奥歯が割れて急に痛くなった時、歯医者さんから、
「根っこが割れてるから割れたもんは抜くしかない」と言われ、ペンチみたいな器具で、ぐいぐい何度も引っ張って、口ごと持っていかれそうになったが、歯がないことで、歯全体がダメージを受けてしまったのか、気のせいか、前歯まで、ぐらぐらしてきた。

嫌だなあ・・・

もともと、前歯が一本ないことで、隙間がある歯並び、15年前にお金をかけて、前歯5本をセラミックにしたが、年をとり、歯茎が下がってくると、そこから虫歯になり、この前みたいに茶碗の縁にあたっただけで、カチンと音がして歯が折れてしまう。

まだかろうじてもっている前歯がまた折れないうちに、北川くんやゆみ子に会いたいなあ。

喋っている途中に前歯が折れたりしたら、かっこ悪るすぎる。

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北川くんはメールの中で、太ったことや、髪の毛が薄くなっていることを気にするようなメールを送ってきた。
確かに、出会った頃は、細身で背が高く、やわらかそうな少し茶色がかった髪は、目にかかるくらいの前髪で、涼しい目元をすかして、雰囲気があった。


あの頃の姿が目に焼き付いている。

「がっかりするんじゃない?」

とゆみ子は言った。


私自身も北川くんの目にどういうふうにうつるんだろう。

体型は・・・あまり変わらないが4キロは増えた。
髪は短くなった。あの頃はワンレングスがお決まりみたいな時代だったから・・・

濃い化粧から、薄化粧になったかも・・・

バブルの時代は流行りのイブサンローランの青いアイシャドウに前髪だけ、鶏冠のように逆立てて、フクシャピンクの口紅という取り合わせは、まるで、極楽鳥の花を連想させるかのようだった。

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今は本当に薄化粧になった。

北川くんは再会の日をとても心待ちにしてくれてる。けど、北川くんを好きだったのは私だけじゃない。

歩実も、一枝もきっと北川くんのことは好きだった。言えなかっただけ・・・。
あれから30年以上の時が過ぎ、みんな家族があり、
介護するような親を抱えていて、いよいよ終活に向けてのカウントダウンが始まっていく。

みんなの心に去来するものは、いったいどんな思いだろう・・・コロナ禍の中で、自分の大切なものは何だったかと考えたのは私だけではないはず。

ずっしりとのしかかる現実に、少しばかりの郷愁。
再会の日が待ちどおしい。