今年のお盆休みはコロナで、少しずつお休みをずらしたり、家の中でも、手洗いや消毒を徹底するなど、いつもと違ったものになった。
みんなが1度に勢揃いすることもなかったけれど、それぞれ、父親と一緒に買い物や食事にと時間を楽しんだようだ。
帰ってきた息子がお風呂場と洗面所を見て開口一番
「どうしたん!めちゃくちゃ綺麗になっとるじゃん!」
それは私が掃除をはじめると不機嫌になる夫を無視して掃除したから。⬇️
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本当に綺麗になって良かった。
モラハラ夫といると、何でも夫の許可を得てからじゃないとやりにくい。
不機嫌になったり、突然怒り出すから。
それがめんどうで、ついつい後回しにしていたけど、
(私はこんな暮らしをしたかったの?)
自分らしさを取り戻すためにはじめた片付けと掃除。
子供達だって綺麗な方がいいに決まってるのに、きっと父親に怒られる私に遠慮して言わなかったのだと思う。
増毛スプレーで真っ黒になったシャンプーやソープの容器をみて「汚くね?」と言われたこともあったのだけど、
「毎日よ?綺麗にしても毎日こんなになるんよ?」
「げっーやっとられんね」
けれども、夫に変化が!
お風呂場で振りまいていた増毛スプレーを1度は庭に出てスプレーするようになった。
これは大きい変化だ。
夫は増毛スプレーを2回振りかける。
1度目は増毛スプレー、2度目に、それを定着させるため固めるスプレー・・・
どうでも良いけど。
増毛スプレーも周りが真っ黒になるけど、2度目に使う定着スプレーも、固めるためのものだから、そこらじゅうに付着する。これが厄介。
マジックリンを振りかけても、すぐにはとれないからだ。
マジックリンを振りかけて、目の粗いブラシでゴシゴシ擦ることを繰り返してやっと取れる。
家じゅう真っ黒
お風呂場と洗面所は床が白いからわかるのであって
家じゅうにこの増毛スプレーの粉が降りかかっている。
気にするほど、禿げてはいないのに、それは本人のコンプレックスだから仕方がない。
夫に言わせれば、私の歯など
「そんなとこ人はみない」
と言う。
コンプレックスとはそんなものかも知れないが、そこらじゅう真っ黒な粉が付着するのは勘弁してもらいたい。
1度は外で振りかけることで、少しだけ、お風呂場の汚れ具合の加速が減ったように思う。
「良かった~なんか、友達来ても、風呂使えっていいにくかったんよね~」
子供の声は影響力が大きい!
特に長男の言うことには弱い。
私ではわからない、洗面所の棚にあった使いかけの化粧品のチューブや容器なども、夫がいない間に全部処分してくれた。
「◯◯(長男)が捨ててたよ」
と言えば、簡単に納得する。
子供が小さい頃の子育ては、孤独だった。
夫は1度も4人の子供達に、
「お母さんの言うことを聞きなさい」
と言ったことがない。
「お母さんの言うことを聞きなさい」と言ってくれたら、夫が留守の間、どんなに子育てしやすかったか知れない。
でも言ったことがないのだ。
でも子供達は成長する。
外での関わりで、よそのお父さんやお母さんを見て、
「◯◯ちゃんところはこんなだよ」
と、疑問を投げかけてくる。
素朴な問いかけに、偏屈な夫なりに躊躇することもあっただろう。
まだはじめたばかりだが、掃除と片付けと子供達の助言によって夫が変化しているのは確かなようだ。
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