昔、病院で処方された風邪薬を飲んで声がでなくなったり、顔がパンパンに腫れたりするアレルギーがあったし、父譲りで、もともとが薬や注射に拒否反応示していた私。
父、曰く
「適量だったら薬、過ぎたら毒」
口に入れるものはなるべく加工されてない自然の物を選んで食べていた父は、病院嫌いでもあるし、薬が嫌い。
「病気は持ち合わせている体力で治すもので、薬で治すもんじゃない」
と、言うのが父の説だったが・・・。
最初はどうでもいい、みたいな感じだったが、92歳と言う高齢でもあるので、コロナワクチン接種に連れて行った。
私の住んでいる田舎の地方都市でも、いよいよコロナ患者が出て、アレルギー持ちで敬遠していたワクチンをやっぱり打たなきゃならないかなという思いに至った。
私にも確か封書が届いていたと思って自宅に取りに帰り、市の集団接種に申し込みを試みたが、どういうことだろうか、どこの会場も予約でいっぱい。
かかりつけのお医者さんも、やはり持病持ちや高齢者が優先らしく、10月末になるというのだ。
受けられないとなると、気持ちが焦ってきた。
まだあんまり予約が埋まってない時に打てば良かったかも知れないと思ったが、普通、長い年月をかけて臨床実験するはずのワクチンがたった1年やそこらで出来上がるとか、不信感が募ったのも正直な気持ち。
今からお産をする若い女性には打ってもらいたくない。
娘には「打ったらだめよ」と言ってある。
同窓会を開こうと計画しているゆみ子は外資系製薬会社の翻訳の仕事をしているが、
「私はワクチンは打たないよ」
これほどの説得力が他にあるだろうか。
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