あすみとモラハラ夫との卒婚生活

モラハラ夫  卒婚生活 カサンドラ

モラハラ夫は被害者になりたがっている


今日の夢が嫌だった。

湯船の中に小さい頃のタロがお座りしてこっちを見てる。片方だけ、目が真っ赤で気持ち悪かった。

何の予知夢だろう。

明日は気が重い。

3回目の婚姻費用分担調停。

これで、両方の言い分がまとまらない場合は、調停から審判となり、算定表に従って分けられる。

 

モラハラ夫は私に婚姻費用を渡すことをとても嫌がっている。

大晦日に自宅に帰った時も

「あんたに8万もあげないよっ」

と怒鳴られた。

威嚇しようが怒鳴ろうが、算定表によって分けられるのだから、もうこのままにしておく。

 

モラハラ夫は、どんな風にすれば、自分が被害者の立場でいられるか、いろいろ考えているようだ。

 

このまえの調停で、女性相談員から唐突に尋ねられたことがある。それは

「お洋服とか買わないんですか?」

唐突な質問で、何でこんな質問するのか、その時には、気づかなかったが、モラハラ夫が私にお金を渡したくない理由を聞かれてとっさに

「金遣いが荒いんですよ、ブランドバッグとか洋服とか」

そんな風にでも言ったのかも知れない。

お洋服を買うのが楽しかった時代もあった。

子供達がまだ小さい時だった。

 

アパート暮らしになり、身軽くなりたいと、着ない洋服や使わないブランドのバッグなど、メルカリを利用したり高額買い取りのお店に買い取ってもらった。

着物や帯はバイセルに買い取ってもらった。

自分が欲しかったのは、モラハラ夫に束縛されない自由な時間とわかり、ずいぶん気持ちが楽になった。

 

メルカリの購入履歴を見たら、この1年で購入した洋服は全部で7着。

うち3着は娘婿のご両親との顔合わせで買ったJK、プリーツスカートと白のブラウス。ブランド服だったけど、3点で6000円で、とてもお得感があった。

スーツの類は、もう学校に行くこともないと、処分した後だったので、少しはやまったと思ったけど、安く買えたから良かった。

あとの4着はサイズアウトで入らなくなったり、傷んだりして処分した代わりに購入したユニクロ製品。

 

良いものを長く着たいので、買う時には、よく考えてクオリティの高い物を買いたいと思うけど、今はコロナでどこに出かけるわけでもなし、自由以外に欲しいものはない。

自由を手にしたらまた物欲も沸々と沸き上がってくるかも知れないが、今は何にも欲しくない。

だから、調停委員さんに質問された時には、ちょっと困った。

「私、基本的に物が増えるのが嫌いなんで、買うときにはひとつ駄目になったら次を買うようにしてます、どこも出かけられないし、必要な時には、メルカリで買えるし」

そう言うと2人の調停委員さんは笑っていた。

 

自由になってまた物欲が出るほうが普通かも知れない。

今はそんな気にならない。

モラハラ夫は、年下の派手な奥さんに好きにお金を使われて困っている真面目な夫、という被害者になりすまそうとしているのかも知れない。

 

何でもいい。

早く終わって次のステージの準備をしたい。

 

 

 

 

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