萌え出る新緑がとても美しい季節
私はこの季節が1番好き。
今年はコロナの影響でどこも出かけることができず、家の中の断捨離でもしようかな と思っている。
5月は相性がいいのか、思い出となったり、楽しい出来事が多く重なる。
数年前のGW 義母も連れて家族みんなで海外旅行に行った。と、言っても80前の母の負担にならないような近場の旅行。
2泊3日の旅行に、地元のコーディネイターがついて回ってくれて、言葉にも困らず、人気のスポットを上手に案内してくれて、盛りだくさんな旅だった。
ちょっといいホテルの朝のバイキングも良かったし、地元ならではの宮廷料理も堪能。
買い物もたくさんして、お金を使ったけど、子供達も、義母さんも、本当に楽しかったみたいで、それが何より満足だった。
義母などは、自分の兄弟と毎年恒例になっていた海外旅行で、ハワイや東南アジア、ヨーロッパにも出かけたことがあるのに、旅行が終わってからすぐに夫と私 宛に
『今までの人生で1番楽しい旅行だった』
と、認めて御礼の手紙を送ってくれた。
母には結婚してから、何回、旅行に連れてってもらったか数え切れないのに、こちらが計画したただ1度の旅行を『最高に楽しい旅行だった』と満足してくれて、少しは恩返しができただろうかと思った。
今は少し認知が入り、足もおぼつかなくなって、もう、国内の旅行でさえ難しくなってしまった。
今回の新型コロナのことで、私自身、いつ何が自分の身に降りかかるかわからないと思うと、やりたいことや、行きたいところなど、できる時にするのが1番と思う。
海外旅行の後、ついでに実家に立ち寄った。
旅行はいつも母が1人で行く。
兄や私はいつも留守番。
真理ちゃんや恭子ちゃんも、他の友達はみんな行った、できたばかりのリゾートホテルの卒業旅行も私だけ留守番。
モラハラ母のいた家 リゾートホテル編 - あすみとモラハラ夫との13000日
家族で旅行など1度だって行ったことないのに、実母が
「こっちも親なんだけど!」
と、旅行に連れて行けと言わんばかりであきれた。
(1度だって旅行に連れてったことがあるか?)
と言ってやりたかったが、そんなことよりも少し効き目のある言葉を探した。
「お義母さんには、何回、何十回って連れてってもらったからね」
何も言い返せない母。
物事 すべて因果応報。
子供の時の悔しさを母が理解するのは、それからまだずっと後のことだった。