あすみとモラハラ夫との13000日

毒親育ち モラハラ夫 エッセイブログ

兄は発達障害


実兄とは、どのくらい会ってないんだろうか・・・

思い出すのも難しいくらいだ。

実家で、会ったとしても、(ああ、いるな・・・)と顔を確認するくらいのこと。私とはほとんど喋らない。夫とはもっと喋らない。



それでも子供の頃は真理ちゃんも含めて一緒に遊んだりしたけど、異性の兄弟でもあるし、だんだんと喋らなくなったんだと思う。

母が、家に友達を連れてくるのを嫌がったし、仲のよくなった友達やお母さんの悪口ばかり言って、特に兄の友達は遠ざけて、町内の子供会などの行事も、積極的に行かせなかった。

そうやって、外に自分の知らない、管理できない交遊関係を持つことを母はとても嫌っていた。


家の中でも兄がお喋りする唯一の相手は実母だけになった。
この2人がほんとによくしゃべる。私に用事があっても仲を割って話しかけるのが、阻まれるような気になり、「あの~」と話しかけようものならキッと睨まれた。


父は仕事で不在の時が多く、家にいる時は、今でこそそんなことはないが、昭和の父のような威圧感があり、気に入らないとすぐに手をあげていたから、兄は父のことはあまり好いてなかった。外にも遊びに行かない、友達も家に来ない・・・母と喋る

という感じ。
「陽に焼ける」と言って母は子供と一緒に外で遊ぶのを嫌がったし、外で遊ぶのは、庭先の植え込みでかくれんぼをしたりするくらい。


「お兄ちゃんは外で遊ぶより、家で本を読む方が好きなんよ、あすみと違うの!」


母の言うように、
「公園で遊んでらっしゃい!」
と言っても、兄はすぐに戻ってきて、辞典みたいなのを開いてずっと読みふけっていた。

「この子は賢くなるわあ~」

母は期待した。


f:id:hyumama:20200505083309j:plain


実際に兄は「○○に連れてって~」と、せがまなかったし、私のように「○○買って~」と欲しいものをねだったことも記憶にない。
本だけは欲しがった。
両親も私には
「欲しいものはお小遣いの中で買いなさい」

と言うくせに、兄の本だけは次々に買い与えた。

本を読んでいれば、外に連れ出すと言う労力もいらないし、余計なお金もかからないし、親からすれば、これほど楽なことはない。


兄は両親に対して口答えもしないし、大人しく、真面目で努力家、近所でもそんな評判で、同い年の子供を持つ母親から
「どうやって育てたらお宅のようなお子さんになるの?」
とよく聞かれていたようだったが、私は違うと内心思っていた。


f:id:hyumama:20200505083405j:plain

5月の今頃の気候は1年のうちでも1番過ごしやすい。
お出かけにはもってこい なのに、『子供が外に出たがらない』ことに、両親は心配じゃなかったのだろうか・・・。



今日のような晴天に、自分の子供達が外に出たがらず、ずっと家でひとりで本を読んでいたとしたら、私はすごく心配になっただろう。


兄は発達障害を持っていたのではないかと思う。
軽いアスペルガーというものだろうか・・・

人と喋るのを好まず、好きなことだけ夢中になる。
そのことが、本人にとって癒しの時間になるのだったら無理に人と関わることも無いと思うが、それが、生まれもったものではなくて、モラハラの母に寄って強制されてなったとしたらと考えると、私はとっても怖くなる。


小さい時からたくさんの人に会い、子供同士で遊ばせ、積極的に外に連れ出していたら、兄は今のように、実家を拒み、籍を抜くこともしなかったと私は思う。