あすみとモラハラ夫との13000日

毒親育ち モラハラ夫 エッセイブログ

物事が整えられる時


縁というのは不思議なもので、縁のない人とは、どんなに努力しても何か横槍が入ったり、絶対うまく行くと思って準備をし、思い通りに進んだように見えても、突然だめになったり・・・
そんな経験はないでしょうか



私が夫と結婚することを決めると、すべてのことがその結婚に向けて整い出しました。


夫のモラハラに悩まされながらも、あの時、私が親の言いなりでなく、自分の意思でこの人と結婚しようと思ったのは、やはり、私が手繰り寄せた 紛れもない『縁』だったと思うのです。

そして、この夫と暮らすために、毒母の元で鍛え上げられたと思っています。

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教会での挙式の後、できて間もない結婚式場の1番広い部屋で、100人のお客様をご招待して行われました。
バブルの頃の結婚式は今と違い、家と家の繋がりを重んじていたからか、会社の重役さんだったお舅さんの仕事の関係者やら、母の関係者やらで、結婚式で初めて会うような人も何人かいらっしゃいましたね。

この年の春に、とんでもないパワハラセクハラ上司2人は転勤になりました。

結婚式に直属の上司をご招待するのは、当時当たり前のことでしたので、以前の2人の上司だったら、本当にどうしようと思ってました。

この2人についても、いろんなことがありました。


本社から直接本社に届く人事部への希望や要望を認める封書が社内で配られました。
この2人のせいで鬱になりそうな社員ばかりでした。
特に女子社員の扱いは酷すぎましたね
今でこそ、セクハラと言う言葉で社会的にも浸透してきましたが、第一部上場企業で、こんな非常識なことがまかり通って良いのか と自問自答しながら勤めてました。

配られたA4の用紙では書き足らずに用紙を2枚も3枚も貼りつけて、今までの行状を書き連ねて皆で提出しました。


1ヶ月しないうちに、よその支店に転勤になりました。
特にセクハラ課長は、当然ですが、女子社員の担当を外されて部下が2人しかいない僻地へとばされました。

その後、研修で東京本社へ出かけることがありました。
研修室に入る際、支店名と名前を記入すると、立っていた人事部の部長が、私達の前に来てテーブルに両手をつき、深々と頭を下げました。

私達はわかっていました。それが何を意味するのかを。
疲れ果ててとても笑顔は作れませんでしたね。


あの2人が支店を去って行ってから、常識的なジェントルマンの支店長と優しい課長が赴任してきて、結婚式に招待することができました。

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大学3年の秋に大学へ行かなくなった兄は
モラハラ母のいた家 兄と私の進路 - あすみとモラハラ夫との13000日

一時は家から新幹線で通っていた時もありましたが、足らない単位はとても1年では取り返せず、結局、家に戻らず友達のところに泊まったりして、大学へは戻らず、アルバイト先の社員になってしばらく勤めていたみたいです。

両親が居所を突き止めると、また、黙って引っ越ししたりすることを繰り返していたようです。知らせていたのは勤め先の会社名と電話くらいだったんだと思います。


母は、会社に電話して、私が結婚することを知らせ、結婚式には帰ってくるように言ったそうですが、返ってきたのは「はあ~」と生返事。

お姑さんの兄弟や従兄弟達は皆、立派な人が多かったのに、地球の裏側にいるわけでもないのに、妹の結婚式に来ない兄とはどんな人だろう と噂好きのおばさん達のネタになるのは見えています。

見栄っぱりで体裁を気にする母は、なんとしても結婚式には帰ってもらいたかったんだと思います。


母が、足しげく通っていた高級和食器の店には、私もよくお邪魔してましたが、ある時、そこのオーナーから言われたのです。
「あすみちゃんから、直接お兄さんに結婚式に来てって手紙を書いてみたら?」

唐突なことで、何で急にそんな話をするんだろうかと思いましたが、私としても、結婚式に兄が来ないのはどうかなあと思ったので、手紙を書いて送ることにしました。

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結婚式前日、遠くから来ていた親戚が泊まりに来ていてにぎわっていた晩遅く、兄は帰ってきました。

母はもう嬉しくて舞い上がり、親戚はそっちのけで、夜じゅう兄と喋ってました。
明日、娘を嫁に出す母の雰囲気ではありませんでしたね。

結婚式でも、兄とばかり写真を撮って、ウエディングドレス姿の私との写真は1枚もありません。
兄が帰ってきたことがよほど嬉しかったのでしょう。



今、考えてみると、母から私に手紙を書くように、和食器のオーナーに頼んだのかも知れません。