あすみとモラハラ夫との13000日

毒親育ち モラハラ夫 エッセイブログ

不思議な声


今朝はとても不思議な感覚で目が覚めた。

まだ辺りは薄暗く、人の話し声のような気がしたから、(こんなに朝早く誰がお喋りをしてるんだろうか・・・)
目を半開きにしたところで、まだ起きるような時間ではないような気がしたから、また目を閉じた。

そうすると、また誰かが誰かと話してるような声を聞いた。

話の内容はわからない。
不思議と、五月蝿く感じない。

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実母が亡くなってから4年が過ぎたが、亡くなってから、私の周りでは思いがけないことが、いろいろ起きている。
偶然の出来事かも知れない。

でもそれは、母の現世での行いが神の怒りに触れ、未だ天国の門の中に入れずにいる母に
『今一度、子供にできる限りの ことをせよ』
と戒められ、奇跡に近い思いがけない事を通して、私に赦しを請うているような気がしてならない。


昨日も『母との思い出は何もない』
と言い切った。
思い出そうと思っても、本当に何もない。
一緒にいても、怒ってばかりの母の傍らで、ご機嫌ばかり窺った不安定な日常だった。
一緒にお料理を習っていても、
「手先が不器用」「お母さんの系統じゃあない」
と、貶められ、買い物に行けば、ただの荷物係。

子供らしい「楽しい」や「嬉しい」がないままに悲しみを堪えて大人になってしまった。


葬儀が始まってからも、最期のお別れと、棺を開けて花を入れた時も、棺にすがって男泣きをする父を横目で見ながら、(おつかれさま)と冷静に心の中で呟いたくらいだった。


だが、葬儀が終わって、家に簡易的な祭壇を設えたその黒枠の遺影を見つめるうちに、酷く哭けてきた。

「お母さんは何にもしてくれなかった!」

「助けてって言っても全然助けてくれなかった!」

と、何度も何度も叫んで哭いた。

それが私の思いのたけだった。


(悪いことをしたと思ってるんだったら、そこから私を助けてよ)

そう何度も心の中で繰り返した。


そうすると、不思議に願い事のいくつかは思うように叶った。


言葉には言霊と言って不思議な力を備えていて、口に出して強く念じれば、思いは叶うと言う。
忌み嫌う言葉を避け、私達は、綺麗な良い言葉を口にしなければならない。わかってる。

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今朝聞いた誰かの話し声は、母が私に話しかけていたのかも知れない。
空が明けてくるに連れてそれは、小鳥の囀ずりに変わって行った。


心地良く目が覚めた。