あすみとモラハラ夫との13000日

毒親育ち モラハラ夫 エッセイブログ

毒母から搾取されていた三浦春馬さん


帰省して、お墓参りを済ませた後に今はもう人手に渡ってしまった実家を見に行った。


学校遠足でも訪れる公園の傍にある実家 。近くまでくると、複雑な思いが甦る。

静かで風光明媚な場所だが、それはもう、子供の人数がぐっと減ってしまって、寂しい場所になってしまったということ。
駅からも近いが、若い世代の夫婦は昔は田んぼや畑だったところが開けた、郊外型の住宅団地を選ぶ人が多いのだろう。


昔は公園が近かったこともあり、そこらじゅうで子供達が遊んでいた。
公園の広場には、ブランコ、オーションウェーブ、
ジャングルジムや滑り台、順番を待っていたほどだ。
広場は、町内のドッジボールの練習をしてたり、植え込みのたくさんの躑躅の下では、子供達がかくれんぼに使い、中に入ると自然にけもの道なるものができていたりした。

今では錆びて朽ちた遊具は危ないとひとつずつ撤去されて、今はブランコが寂しく残るだけになった。

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「お母さんが新興宗教なんか入らんかったら、また違ってたかも知れんのにね」

坂の上までやってきて、車を止めると夫はそう言った。
実家の駐車場の隣に借家が二軒建っていたが、あとかたもなくなり、建てたばかりの一軒家が建っていた。
家の周りは無造作に砂利がゴロゴロしていて、普通乗用車と軽と、車が2台
角に三輪車も置いてあったので、まだ小さい子供連れの家族だろう。
「幼稚園も学校も遠いのに、家を建てる人がいるんだね」


小さい頃、もっとたくさん遊べば良かった。
いや、兄と違って私は遊んでばかりだったはず。

なのに、どうしてそんな思いが残るんだろう・・・


母は昔から自分のことしか考えてなかった。自分が1番大事。

母は洋裁やお料理が得意で、お花も綺麗に飾っていたのに、どうして新興宗教やマルチ商法にのめりこんだのか誰もわからない。

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三浦春馬さんの自殺は衝撃的なニュースだった。
彼の母親もまた、新興宗教やマルチ商法にはまっていて、子供の頃からの彼の活躍で収入をあてにしていたと噂されている。
彼が芸能界を辞めたいと言ったときも、家のローンは誰が払うの!と責めたと言われている。
彼は幼い頃から、母を気遣いなんとか自分が頑張らないといけないんだと、ずっと自分に重荷を課してきたのだ。

私もOL時代の4年半、お給料はほとんど家に入れてきた。
食費、電話代、保険代、着物代、クリーニング代・・・手元にはほとんど残らず、ボーナスで埋める生活、ボーナスが多い時には両親に10万円ずつおこづかいをあげた。
父は「ありがとう」と言って受けとるのに、母は「こんくらいで!」と私の手からお札をもぎとった。
いつも母は「結婚の時にはみんなこっちがせんといかんのに!」そう言っていたから、どれだけかかるのか予想もできず、とにかくとてつもなくお金がかかるんだろうと、言われるままにお金を入れた。

ところが、母は「結納金が少ない!嫁入り道具なんか用意する必要はないね!」
私は一生懸命、お金を入れてきたのに、私が持っていったのは女子大生の独り暮らしのような簡素なもの、とにかく少なくても何でもいいから、早くこの母親から逃れたい、その一心だった。



三浦春馬さんも、子供の頃から言われるままにずっと搾取されてきたのでは・・・
愛されているという実感があったなら、自殺という選択肢は取らなかっただろう。


心からご冥福をお祈りいたします。








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