元気が自慢だった父が腰痛になり、日常生活に支障をきたしている。
金曜日におかずを持って様子を見にいった。
あまりに痛そうだったので、冷湿布を貼ってあげて、昨日は朝、痛み止めのロキソニンを持っていった。
すぐに飲んでもらって、夕方電話した時には、「だいぶ痛みがおさまったわい」と言っていたから、これで、いい方に向かうかなと思っていたのに、今日はまた痛みが出てきたようだ。
昨日、母の仏壇の花瓶の前にロキソニンを置いておいた。
朝 薬を飲んでもらおうと、電話で伝えたが、「どこにやったかわからん」と言うのだ。
「仏壇見て!花瓶の前に置いてあるでしょ」
「ああ、あったあった」
良かった。仏壇の所に置いておいたのは正解だった。
こうやって、だんだんと、どこに何があるかわからないようになるんだろうな
綺麗好きの父が腰痛でいろいろできなくなってしまったのか、燃えるゴミやら、ペットボトルなどがたまって、
「せんでええ」
と言われたけど、段ボール箱をたたんだり、チラシやら雑誌の類いも束ねて、ペットボトルも燃えないゴミも、整理して持ち帰ることにした。
部屋のスリッパの裏が外れそうになっていた。
腰の悪い父が上手くはけなくてつっかかってしまっても大変なので、もらったイオンの株主優待カードでスリッパも買ってきた。
三ツ矢サイダーを好んで飲んでいるみたいで、空のペットボトルがたまり、冷蔵庫を見たら、残り1本しかなかったから、それもイオンで買ってきておいた。
あああーー心配
父の日に電子レンジを買って、壊れたレンジを車まで一緒に運んだ。
あの時に腰を痛めてしまったのかなあ・・・
歩けなくなったらどうしたらいいんだろう。
明日も、明後日も、ご飯くらいはいくらでも持っていってあげることはできるけど・・・。
本人が1番情けなく思ってるみたいで、元気がない。
歩く速さも70代くらいにさっさと歩いていたのに・・・。
ワクチン接種した時には病院の先生から
「本当に92歳かね ?」とその元気さに褒めてもらったばかり。
勤めはじめた6年前、私もまだまだ元気だった。
それがこの2年前くらいから、ガクッと体力がおち、心身共に疲れが増してきた。
50代の私がそんな風だから、90を過ぎた父が昔のままでいられるわけはない。
いつまでも元気でいると思っていたのに。
モラハラで夫との暮らしに限界を感じて昨年末にアパートへ引っ越してきた。
身体も心も楽になって、娘も彼氏を連れてきて結婚に向かいつつあり、大学生の息子もやっと内定をもらい、安堵していたところへ父が腰痛で動けなくなったとか・・・、一難去ってまた一難。
元のように、杖をついてでもいいからまた、外を歩けるようになるだろうか・・・
娘の結婚式には出席してもらって一緒にお祝いしてもらいたいと思っているのに。
どうか、前みたいな元気な父になりますように。