あすみとモラハラ夫との卒婚生活

モラハラ夫  卒婚生活 カサンドラ

父の言ったことに思わず耳を疑った件


今日も疲れた(-_-)

何がって、仕事じゃない。

まず、朝イチ、父にちゃんと薬を飲んでもらうべく、電話をしたが。

いつもなら、1度目は通じなくても、2度目か、遅くとも3度目の電話には出るが、今朝は6時45分に1度目の電話を入れてから、7時に2度目、それからスマホをスピーカーにして、7時45分までの1時間、ずっと父のガラ系を鳴らすが、電話に出なかった。


だんだん嫌なことばかり頭に浮かんだ。

ひょっとして、お風呂に入った時、何かの拍子で転けて、風呂に浸かったまま・・・(;ω;)

いやいや、そんなことはない。と自分に言い聞かせた。

昨日、病院に行った時、時間が遅くなり、晩御飯も1時間ずれたので、まだベッドで寝ているだけかも知れない。

それか、処方してもらった薬、先生が「少し強いのを出しときます」と言っていたから、睡眠作用が強くてまだ起き上がれないのかも知れない。

いろいろ、自分に言い聞かせようとしたが、何故か風呂場で目を瞑って浸かっている姿ばかりが目に浮かび、いてもたってもいられなくなって、様子を見に行こうと、上司に事情を伝えて、マンションに向かった。

ずっと鳴らしっぱなしにして握っていたスマホから

「はいはいはい」

と、とぼけた感じの父の声が聞こえてきた時には、安心したのと共にどっと疲れた。


本当に疲れた。


夕方また、晩御飯を持って父のマンションを訪ねた。

昨日はベッドで寝ていたが、今日は椅子に座り相撲を見ていた。

「こんにちは、どお?」

声をかけると、気分良さそうにしていたから、安心した。

「朝、毎日、電話するから必ず出てね、今朝、何度も電話するのに、出んかったから心配したわあ」

「そうかね(笑)ごめんごめん」

「晩御飯持ってきたよ、食べる?」

「もう、食べたわい」

5時半だったが、今日は仕事を終わるとすぐに市役所に行って介護申請の手続きをしていたので、父のところに行くのが遅くなってしまったのだった。

何にもなかったと思ったけど、どうやら、冷蔵庫にあったキムチやらでご飯を食べたようだった。


次に発した父の言葉に耳を疑った。

「今日は、歩いて郵便局に行ってきた」

(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)

「はっ?」

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圧迫骨折でベッドから降りるのがやっとの父が、歩いて30分もかかる郵便局になど、行けるはずがない。

父は遠い昔、元気だったころのことを言ってるんだと、認知症の症状かと、ゾッとした。強い薬の影響か?それとも何?昨日はそうでもなかったのに、圧迫骨折でベッドで寝ている時間が長かったせいで、1日で認知がすすんだか。

「郵便局?歩けるわけないやん、そんな遠いとこ」

しゃべりながら父の認知が一体どれほどすすんでいるのかドキドキした。

「いやいや、そっちの郵便局じゃなくて、すぐそこにあるんよ、ちっちゃい郵便局が」

言っていることが支離滅裂で、動揺した。

だが、じっくりと父の言うことを聞いてみると、ズボンもはいた形跡があった。

「ズボンを変えたばかりに、財布をわすれてなあ、途中で帰ってきたわい」

父は、財布を持っていたら、その向こうのお店屋さんに買い物に行こうとしていたのかも知れない。

圧迫骨折よ?

「おじいちゃん、骨折しとるんよ?病院の先生がよしって言うまで外歩いたらダメよ」

「そうは言っても、歩けんくなったらすぐにイカレるからなあ」


認知が入ってるんだか、正気なんだかわからなくて混乱した。

支離滅裂と思って動揺した話は、ゆっくりと聞いていると、筋が通っていて、お中元を送ってきてくれた親戚のおばさんに、お礼の手紙を書いて切手を買いに郵便局に行ったのだとか。

確かにちっちゃい郵便局が近くにあった。


怖いと捉えるべきか、凄いと捉えるべきか、歩けるようになって、今度は帰り道がわからなくなってしまうんじゃないかと心配になった。

早く介護認定を受けて、強制力でもって父を制御したい。





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