あすみとモラハラ夫との卒婚生活

モラハラ夫  卒婚生活 カサンドラ

 

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高級外車で職場へ 暫くして変化したこと


手取り11万円の派遣社員ですから、私が高級外車に乗って仕事場へ行くなんておかしな話なんですが、今までに3回だけ、夫 所有の高級外車で、職場に行ったことがあります。


夫は釣りが趣味。

たまに平日休みをとって釣りにでかける時、狭い道端に外車を止めるのが嫌で、その時だけ、私 所有の小型の国産車で行くのです。

「明日、車貸してね」

「ええ~嫌だなあ」




正社員の駐車場は屋根もあり、下もコンクリートで整地してありますが、掃除の人や、物品搬入などを受けもっている派遣社員の駐車場は、店舗から少し離れた裏にあり、下が砂利で、でこぼこの上がり口では小さな砂利がパチンパチンと車体にあたることもあります。


正社員の役職の人は大きな国産車や外車に乗っている人も何人かいるみたいですが・・・

私が主に任されている仕事は早く行って鍵を開けること。別に誰でもできる仕事の50過ぎた派遣のおばさんが、高級外車に乗っていたらおかしいですよね。


いろいろ噂されたり、面白がられたりするのが嫌だったんです。


朝イチで行くので、広い砂利の駐車場にポツンと外車が止めると、後からやってくる派遣社員も同じところに止めます。

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私の隣は直属の上司。と言っても10才くらい年下です。


「どうしたの!小川さん!すごい車が止まってたよ」


「あああ~主人が釣りに行くのに車を変えてくれって言うからあ・・・」


「いやあ!凄い!何してる人なん」


・・・と、こういう風になるから嫌だったんです。

言葉を濁してサッと話題を変えました。



長く役職として勤めた夫の退職金は住宅ローンの一括返済と3人重なった大学生の学費に消えてしまいました。

今になって思えば、退職の記念として形に残るご褒美として外車は良かったと思ってます。が、「買う!」と言い出した時には「はあ~?」学費がかかるときに!と思って釈然としなかった思いがありました。



派遣社員として働き始めた当初は、どこでも見られる光景ですが、、年配のおばさんが、若い女子社員に「もう、何してるのよ!」と叱られている所を見て、(あんな娘みたいな子から叱り飛ばされて気の毒・・・)と思ってみてましたが、私も例外ではなく、電話口で娘より若い女子社員に理不尽に怒鳴られることもありました。


また、担当の違う部署の60過ぎのおばさんは、もうお局様と化して挨拶してもろくに返事も返ってこなくて、なんて非常識な人と思ったり。


そんな中、勤めて半年くらいした頃に、「あの人、女子(社員)のトップの人よ」と教えられていた風格のある年配の女性が私のところへやってきて

「あなた、是非長く勤めてくださいね」

と言ってくださった時には、どうしてその人がそんなことをわざわざ言いに来たかわからなかったのですが、

「あ・・・はい・・ありがとうございます」

とだけ答えて頭を下げました。



私が夫の高級外車で出社して、暫くしてからいろんな変化を肌で感じました。


1番は周りの皆が私に対して丁寧な物言いになったことです。

(この娘、何でこんな風にしか喋れないんだろう)

上から目線の若い娘が、すれ違う時に会釈をしてきたり、こちらから挨拶をしても返事もしなかった60過ぎのお局様も、急にヘコヘコしてきました。


後から聞いたらこの人の娘さんが部署こそ違ったものの夫と同じ会社で勤めていたことがわかりました。

それ以来お局様は向こうから挨拶してくるようになりました。


人は乗っている車や身につけている高そうな物や外見で判断してしまうことがあります。

権力を持っていたり、地位がある人にはすり寄り、価値がないと思う人を、邪険に扱ったりすることは人間にはありがちなことかも知れません。


私は、たまたま夫の車で出社し、そのことで、私に対する見る目が変わったことを肌で感じましたが、勤めてから半年くらいの時に

「あなた、是非長く勤めてくださいね」と言ってくださった管理職の女性は最初も今も変わりません。


きっとこんな女性だから人の上に立つのだなあという思いがしたものです。




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