夫婦で終活の話をしています。
というか、夫の終活の話を一方的に聞かされました。
『子供達に迷惑がかからないようにしよう』
そこだけは2人の共通点のようですが。
私が今1番不安なのは、○んでも、お葬式代がないということです。
私はそのことに気がついて、すぐに県民共済に入りました。
まだ、3回しか払ってませんが、○んだら400万円
「入るから、そのうちお葬式代に100万くらいかかるから、後は子供達に分けてね」
と、夫には伝えておきました。
「そんなことは僕に言わずに子供達に言ってよ」
と、言いながら、何気に嬉しそうな顔を見逃さなかった私です。
できれば、1日でも夫より長生きして、1日でも、『自由』ということを実感したいです。
アフラックの癌保険以外に何も保険に入ってない夫に、この前からとにかく保険に入るように言ってます。
「子供に迷惑がかかるから」
母が亡くなった時には、セレモニーホールがやっている、積立に入っていたようで、すぐに150万円をお葬式代に充てることができました。
不治の病と知ってから亡くなるまで5年の歳月がありましたから、十分な準備ができたのでしょう。
自分の『死』にみんなが前持って準備ができるわけではありません。
その時は突然やってくるかも知れません。 だから、『保険』が必要になるわけで・・・
夫は糖尿病の持病があって、もうずっと薬を処方されて飲んでいます。
もう、審査のある保険には加入することができず、無審査で入るSBI保険など、薦めたのです。
今頃、ネット保険であれば、お葬式代くらいの保険はいくらでもあります。
でも、きっと、私に保険に入るように言われたことを『命令』と捉えたか『指図』されたと思ったのでしょう。
SBI保険だと、64歳の夫だと、保険料は月に3000円くらいだったと記憶してるのですが、年々保険料が上がって行くことも夫は不満に思ったみたいで
「今からお葬式代を積立るわあ」
と、つみたてNISAでやっと貯金をはじめたようです。
つみたてNISAの貯金は貯金、保険は万が一の時の保険です。
もしも来年○んだら、どうしますか?
20万円もないことになります。
でも、そういう話も、夫にできないんです。
「そんな、いつ何があるかわからないのに、早く保険に入ってよ」
などと言おうものなら、
「おまえは俺が早く○ねばいいと思ってるのか!」
と激高されるに決まってます。
だからもう何にも言わないのです。
長女が生まれた時に加入したのが、ニッセイのロングランです。
確か毎月の保険料が37000円
終身の死亡保険で、○んだ時には5000万円が入るようになってました。
若くて、保険のことなどまるで無知だった私でしたが、それを薦めてきたのが、夫の先輩の奥さん。
断るのはどうかと思っていたんだと思います。
夫も了承して入ったのですが、家を建てる時に住宅ローンの返済などで、高い保険料を減額したり、子供がそれぞれ大きくなったことで減額したりしましたが、どのくらい払ったか、ザッと計算したら総額700万円くらいになりました。
夫も了解して加入したのに
「700万円をどぶに捨てたようなもんだよっ!」
と、保険の話になると、後出しジャンケンみたいにそのことを持ち出して、私に非があるようにいうんです。
お姑のいる場にその話になった時には、
「なんでそんなばかみたいな保険に入るのかねえ!」
だから、保険の話は火に油を注ぐ結果になってしまいます。
ニッセイロングランの毎月の保険料37000円を全世界株式ファンドに投資していたら、今、8000万円くらいになっていたかも知れませんね。
どこまでも、お金に縁のない夫婦です。