昨日、お部屋にグリーンでも置こうかなと、何個か観葉植物がある自宅にちょっとだけ寄った。
モラハラ夫はリビングで寛いで、日本映画を見ている最中だった。
「ただいま」と言うとめんどくさそうに「ああ」と言うだけ。
ラインで晩御飯の画像を送ってくる夫とは、少し人格が違うようにみえる。
やっぱりこっちが本当の姿かな。
出て行った嫁が何の前触れもなく帰ってきて、ご飯を作るわけでもなく あっちこっち扉をあけてごそごそしていたら、あまり良い気はしないだろう。
何か持ち帰る時には、夫が留守でいない時にしよう。
棚の上に置いてあった小さなポトスの鉢植えをアパートの部屋に飾ろうと持って帰ってきた。
「これ、持っていくね、部屋が寂しいから」
そういうと夫は
「そのくらい買えばいいじゃないか」
と、持っていかれては困るというような、言い方をしたが、ポトスは水不足で萎びていた。
晩御飯作りと、タロの散歩だけできっと精一杯なのだろう。
リビングは尚、いっそう散らかり、洗った食器はステンレスのかごに重ねて置いてあるだけで、食器棚に片付けられた形跡もないし、ソファにはテイストの違うクッションが何個も置かれて雑然としている。
反対側のアンティークチェアには脱いだ洋服がうず高く積まれて、部屋の角には、何かしら物が固めて置いてある。
和室の縁側には買ってきた室内用の物干しが広げられ、畳にはあれこれ買った空き箱がそのままになっている。
玄関を上がり部屋に足を踏み入れた時のこの感じは、まるで、夫の実家のようだった。
お姑は片付けが得意でない。物が捨てられず、溜め込んでいる。
認知が始まってから、ヘルパーさんが来るまで、物で溢れていた。
残念だけど、我が自宅のリビングは、お姑の家のようになっていた。
私が住んでいた時にはそこそこ綺麗にしていたつもりだが、たくさんの溢れるほどの物に囲まれていないと夫は落ち着かないのかも知れないと感じた。
もう前のようなリビングには戻らないかも知れないなあ
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