あすみとモラハラ夫との卒婚生活

モラハラ夫  卒婚生活 カサンドラ

モラハラ後遺症はモラハラ夫と離れてからの方が酷くなる


夫がモラハラとわかっても、毒母育ちの私だったら、上手く乗り越えられると、何の裏付けもない自信で暮らして来たが、身体を壊し、夫と暮らすことに限界を感じて昨年末にアパートへ引っ越して来た。


怒鳴られたり、威嚇されたり、毎日の食事の文句も聞かなくてよくなり、ひとりで、好きな物をゆっくり美味しく食べられる幸せは、何にも変えがたい。

綺麗に洗ったお風呂に浸かり、真っ白いタオルで顔をふく。

そんな当たり前のことが本当に嬉しい。


休日は、朝早くからサンドイッチ作りに追われることもない。

自分ペースで自然に目覚め、好きなテレビを見られ、美味しいコーヒーを飲む。

チャンネルを変えても文句を言う人はいないし、ソファに横座りしようが、怒られることもない。

自分と向き合うひとりの時間がこんなに大切だとは・・・。


けれども、このひとりの時間は、自分に向き合うと同時に、罪悪感とも向き合うことになっている。


これは、モラハラの専門書によると、長い年月に受けたモラルハラスメントで、それまで、封印してきた自分の悲しみや傷が癒やされた後に必ずやってくる物らしい。


そういえば、最近は夫に対する罪の意識に苛まれることが多い。

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今日だって、晩御飯を作りに帰ったら、機嫌が良かった。

差し障りないテレビドラマの話で、2時間ほど喋って帰ってきた。

豚汁にハンバーグ、人参のグラッセ、ほうれん草のソテー、豚バラ肉の甘辛煮。

シャインマスカットを添えた。


「うわっ美味しい!」


食事に文句ばかりつけていた夫が、「美味しい」といい、「ありがとう!また作ってね」

とラインが入ってくる。


こんなに優しいのに、私は夫から離れてアパートへやってきている。

家庭を壊しているのは、夫ではなく、私なのではなかろうか。

加害者は夫ではなく、私ではなかろうか。

繰り返しそんなことを考えるが、これこそが、洗脳から解かれて次のステージに進む、過程らしい。

アパートへ引っ越してから10ヶ月。

つぎのステージに進むまでに10ヶ月を要してしまったということだ。


そうやって罪悪感に苛まれることも、悩まずに次のステージに来たのだと、自分を応援することが大切なことらしい。


自分のしたかったことを思い出し、楽しいことをする。

自分を大切にすることが、長くモラハラを受けたことから解放される唯一の方法らしい。




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