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長男から届いたLINE


長男の誕生日に「豚バラ肉が欲しい」というから楽天から送ったのに、届いたの返事もないし、一体どうなってるのかなと不安になっていた。

 

その前に送った誕生日カードと一緒に便箋3枚に認めたこれからの事。

 

アパートに引っ越してきた時には、私自身、混乱していて、自分でも説明がつかないけど、とにかく引っ越した方がいいんだと、それは半ば、身を護るための動物的な、本能的な感覚だったんだと思う。

 

引っ越してきたはいいが、(あああ良かった)という安堵感と、(だいそれたことをしてしまった)と大の字になって見上げたアパートの天井を見ながらの罪悪感に襲われた。アパートは自宅と目と鼻の先。

 

一緒に住んでいた次男に背中を押されて自宅を出たが、夫と仲のいい長男には、なんとなく言い辛く、それもどういうふうに言ったら言いかなと考えているうちに、兄弟LINEかなんかで、自宅を出てアパート暮らしを始めたのを知ったんだと思う。

 

なんかバタバタしている感じ、不穏な行動、その真偽もうやむやにしたまま説明もなく、長男としては置き去りにされたと感じていたかも知れない。

長男は夫のことは、とりあえず尊敬しているし、嫌いじゃない。

夫も自分がそうであったように長男のことは目をかけていたように思う。

 

とりあえずアパートに引っ越してくれば、安心に暮らせて、これから娘の結婚や何やかやとあったとしても、モラハラを受けることなく、なんとかやり過ごして行けるのではないだろうか。

たぶん、私は心のどこかで、そう安心していたんだと思う。

派遣社員のお給料は手取り11万円と薄給で、8年目に入った今でも住宅手当17000円がついて15万いかない。

息子と2人暮らしで、父親に毎日晩御飯を届けているため、食費は5万〜6万。

なんやかんやで、毎月いつも5万くらいマイナスになり、父の年金から賄っている。

 

そんな生活で、私がお金に困っていると知り、モラハラ夫のマネハラ遠隔操作が始まった。

いつのまにかスマホ代金は私の支払いに。

車検や自動車保険も「そっちで払って。払えなかったら車を手放せばいいんだよ」

山の上に住んでいるのに、車がなかったらどうなるかくらい普通の人だったら想像できるだろう。

 

もともとモラハラ人間は、助けてあげる、とか協力する、とかの概念がない。良心もない。

こんなモラハラ人間と一緒にいたら、老後はこき使われて冷静に考える能力さえも失われて廃人になってしまうかも知れない。

 

いや、きっとそうだ。

私はこれは亭主関白なんかじゃない、モラハラだと気がついてから逃げ出すことができたが、世の中には、気づかない奥さんはたくさんいるのではなかろうか。

自己愛性人格障害を甘く見てはいけない。

本人も自覚がないのだから仕方ない。

1人の肉体に2つの人格が潜むサイコパス。

 

私の中で【離婚】という二文字がちらつき始めたのは、遠隔操作でマネハラを受けてからのこと。

モラハラ夫には、老後になって、私とどこか旅行して楽しもうとか、孫たちを連れてどこか行こうとか、そうは考えてないということだ。

 

夫がモラハラ人間と知らずに過ごしていた時も、私が出かけようとすると、決まって

何か用事を言いつけたり、「お袋があんななのに、よく出かける気になれるなあっ」と嫌味を言って阻止しようとしていた。

モラハラ夫は私を死ぬまで使用人として遣いたいだけだったんだと。

 

一緒に住んでいた次男や、三男は夫の異常さに気づいていたが、先に自立した長男は、あまりわかってないんじゃあなかろうか。

そんな思いもあり、酷だとは思ったが、もう、自己愛性人格障害という父親の特性と、これから先の生活が変わって行くかも知れないことを伝えるしかないと考えたのだ。

 

 

肉が届いたとの連絡もなく、冷凍パックだったこともあり、手紙の反応もなんとなく気になって「届いた?」とLINEをしてみた。

父親がモラハラ人間と知り、少なからずショックを受けたのではなかろうか、またそんな障害を持っていると知りながら、離れて行く母親のことを非情な人間と思っているのではなかろうか。

いろんな思いが交錯した。

 

 

ところが、長男からのLINEはあっけらかんとしたものだった。

『お母さんが好きなように生きればいいよ』

友達と旅行中だったらしい

 

長男からのLINEを見て安心し、思わず笑みがこぼれた。

 

きっと気になっていたんだろう。

今日は、熟睡して目が覚めたら9時半を過ぎていた。

 

子供達が自立した後は、「あっちこっち旅行したいわあ」と言っていたママ友。

3年前までは、私もそんな人生を思い描いていた。

子供達の自立を機に、離婚に向かって動きだそうとは、自分自身、思いもよらぬ選択肢だった。

 

 

 

 

 

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