ブログ読者の方に、モラハラで2年の訴訟を経て離婚に至った人のブログを教えてもらった。
昨日から最初から遡ってずっと読んでいる。
今は自宅で3人の子供さんと幸せに暮している。
すごいなあ~
私はといえば、夫に言われて正社員として働きはじめたのが8年前。
その時は上3人がもう家にいなかったので、高校2年生の末っ子だけ。
学校に通っている、しかも私立ばかり、そんな子供がいながら薄給の派遣社員で働いて離婚し、子供を育てることが果たしてできただろうか。
それまでやっていたように、うまくモラハラ夫の嫌がらせをかわして、子供が自立したなら、お互いを尊重しながら老後の生活を送るんだと漠然と考えていた。
亭主関白な夫がネット検索で見つけたモラハラ夫だとわかってからも、今までやってきた経験と、ひび割れを気にしながら、なんとか、家庭という形を取りつくろいたいというその思いだけで、やってきた。
そこに、自分の隠れた気持ちに向き合うことをせずに。
今までも自分の気持ちに蓋をしながら過ごしてきたように。
●相手がモラハラだとわかったら、離れていいんだ!離れなければならないんだ!
そんな思考に行き着くまでには、次々と歯が折れたり、身体を壊して身を持って気づかなければモラハラの洗脳を解くことが出来なかったということ。
●モラハラとは洗脳による精神虐待
用がなくなると最後は身ぐるみ剥がされてポイッと捨てられるだけ。しかも自分は被害者を装い、私は悪者にされていまうだろう。
だって夫は、元第一部上場企業の管理職。
いつも笑顔で物腰が柔らかく、頭の低い、会社では【仏の小川】と言われる評判の良い夫。
誰も家の中で奥さんにDVをはたらいているなんて思わないだろうし、本人もまったくその自覚無し。
誰も見てないところで行われる精神虐待は証人もいない。
周りの友達に相談したところで
「そんなことどこでもあるよ」
「あなたもいけなかったんじゃないの?」
「たまたま機嫌が悪かったんじゃないの?」
●これらを2次被害という
モラハラなんてまだ社会的な周知は低い。
殴られたわけじゃなし、証拠になる怪我をしたわけじゃない、どこにでもある夫婦の諍い程度にしか捉えられてないからだ。
気がついた時には精神も身体もボロボロになってしまう。
大事なのは
●モラハラされていると気づくこと
●モラハラ人間から離れること
そして洗脳を解くためには、その理由や原因を探ることではなく、昔、仲の良かった、自分をよく知っている友達と会うことや、出かけて美しい風景や物を見ること。
太字で書いておきますね
●洗脳を解くためにすることは、旧友に会うこと 美しい風景や美しい物を見に出かけること
私は心理士でもなんでもないけど、↑このことが、とても効果があると感じてます。
それにしても、別居してから、離婚に向けての準備や調停、裁判で、決着がつくまで丸4年。
何と長いことだろうか。
しかも離婚裁判に関する費用が300万円。
派遣社員の私にはそんなお金はない。
株は暴落で5年間塩づけ。
早く離婚して自分の人生を楽しみたいと思うけど、(そんなに長くかかり、そんなにお金がいるんだ)とがっくりきてしまったが、自分の人生を取り戻すために、今、何ができるかを考えたい。