今朝からお姑の様子を見に、夫が帰省したので、モラハラ犬タロとお留守番です。
ちぎれそうなくらい尻尾を振って歓迎してくれたから、散歩に連れて行った。
庭は荒れ放題。
1日中、家にいるんだから、綺麗にしてくれればいいのに、庭仕事は、下女である私の仕事、と思ってるかもね。
雪やなぎに小さな芽がたくさん出て、春の訪れを待ちわびているみたいだった。
まるで今の私の気持ちだ。
(参考資料)
高校からの親友、ゆみ子から、誕生日にメールをもらった。
ゆみ子は私の誕生日と知らずに、メールをくれたのだ。なんという偶然。
しかも、『読んでみたら?』と、垣谷美雨さんの【もう別れてもいいですか】を勧めてくれた。
友達とLUNCHでおしゃべりしている中で、私の話をしたらしく、そうすると、友達がこの本を読んでみたらと勧めてくれたらしい。
さっそく取り寄せてみた。
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作者は私のことを知ってるんじゃないかと思うくらい、私の感情をそのまま文章にしているように思えた。
シニアのブログも、家計報告など、見ているらしく、きっと私のことをモデルにしてるに違いない!と、後ろを見たら、婦人公論に2019年の10月から執筆したものをまとめていたのだった。
私のブログを読んで書いていたわけでも無さそうだ。
だとしたら、何と世の中には、同じような息苦しい、忍従の生活を送っている人が多いことか。
垣谷美雨さんは、天海祐希さんが主人公の映画【老後の資金がありません】の作者でもある。
私達、熟年女性の気持ちをよく代弁して、世の中に本という形で発信してくれている。
こんな女性がもっと増えればいいのに!
【もう別れてもいいですか】は面白かったけど、私の知りたかった【モラハラ】についての体験が書かれていたわけではなかったので、そこが少し物足りなかったかなあと思う。
モラハラなんて経験した人でないとわからない。
多くの人がモラハラの話を聞いたところで、
「我慢が足りない」とか
「あなたもいけなかったんじゃないの」
等など、出口のないスパイラルに陥るだけ。
モラハラは普通の夫婦喧嘩と異なる、異常な世界と社会的な認知度をあげて、救済の受け皿を作らなければ被害者は声をあげられない。
被害にあっている人たちが1日も早く自由になれますように