あすみとモラハラ夫との卒婚生活

モラハラ夫  卒婚生活 カサンドラ

これは長い戦いなんだ


モラハラ夫は基本的にとても外面がいいので、娘の結婚式のために来てくれた義姉さんと一緒にいる間は、私も酷いモラハラを受けることはないので、気が楽でしたね。

モラルハラスメントは人が見ていないところで行われる陰湿ないじめのようなものです。

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ホテルの部屋割は4人と2人。

最初、娘から「お父さんとお母さん、兄弟3人とおばちゃん(義姉)でいいかねえ?」

と聞いた時にはぞっとしました。

すかさず

「普通、男4人と女2人で分けるやろう」

と娘には言いました。

どういう部屋割するんやろうか、とも思いました。

「せっかく遠くから息子達が帰ってくるのに、お父さんも喋りたいんじゃないん?」

「そっかあ、そうやね」

 

娘は私達夫婦のことをずっと仲の良い鴛鴦夫婦、理想の夫婦と思ってくれてたみたいですから、結婚前に家を出てきたことをほんとに申し訳なく思いました。

子供達が自立するまでなんとか夫婦を保っていたいと、破れそうになった布をつぎはぎで縫うように、また裂けそうになったら継ぎ合わせてなんとか続けてきました。

けど、もう子供達が家を出ていった後、嫌がらせを受けて笑う必要はないのです。

 

そんな思いは、自分の気持ちしかわからない夫には到底伝わることはないんだと、見切りをつけてアパートに引っ越してきたのです。

周りのみんなからは

「あんないい人いないよ~」

「あすみさんはほんとに幸せ」

「文句言ったらバチが当たるよ」

 

義理のお姉さんでさえ、「今度結婚するんだったら幸司くんみたいな人とするわぁ」

と実の弟のことをベタ褒めです。

お姉さんがやってくるので、増毛スプレーでネチャネチャしていた真っ黒い床も、ヌルヌルした浴槽も磨きあげてましたね。

www.hyumama.com

この前帰省した時に、夫は別居していることを伝えたので、ホテルで同じ部屋になった時に、私に離婚の意思があるかどうかそれとなく聞いてみてくれと言ったはずです。

流れとしてそうなるはずだと踏んでました。

案の定、私がどういう意図で別居に踏み切ったか、探るようにその話題を持ち出してきました。

折り込み済です。

 

モラルハラスメント自己愛性人格障害の人間は、わざと嫌がらせをするのが特徴なので、こちらに離婚の意思があることを伝えると、向こう側に有利に持っていかれてしまいます。

予定通り、私には全く離婚する気はない風を装わなければなりません。

婚姻費用を受け取ることで、どうしてこんな大金を使用人にやらなければならないんだと思わせなければなりません。

これは長い戦いなのです。

 

義姉にはコロナ禍で仕事が増えたことや、体調を崩して、家事と仕事の両立が無理と悟ったことなど、明るく面白おかしく伝えておきました。

日本語を話して伝えているのに、モラハラ人間はそれを理解しようとするどころか、自分に反抗したとみなされて、何倍も言い返してきて、叩きのめされてしまいます。

「よく話し合えばわかるよ」

などと言う言葉はモラハラ人間と暮らしたことのない人たちでしょう。

 

そういう部類の人間がいるということを私達は自分を守るために知っておかなければならないということです。

 

義姉とホテルの部屋でそんな話をしていた流れで、前から聞いてみたかった甥っ子の話題を持ち出してみました。

9年近く付き合った末に離婚してしまった義姉の長男。

我儘に育った甥っ子なので、おおよそのことは想像がついていました。

離婚する時にお嫁さんが放った

「よくあすみさんは我慢してますねっ!」

という一言は闇の中、幽かな光が差し込み

今、さらにその明るさを増して私に問いかけているようです。

 

この後、義姉からとんでもない話を聞くことになります。

 

 

 

 

 

 

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