3度目の弁護士相談に行った時に言われた、「熟年離婚は後の生活が大変になりますよ」
というのは、何十件、何百件と今まで取り扱った弁護士さんがおっしゃるのだから、それは、やはり本当のことかも知れない。
夫も、テレビで、そんなことを放送されている番組を見ながら
「熟年離婚したら離婚した後の生活が苦しくて、奥さんから復縁を言ってくるらしいよ、だからあんたも離婚は無理だよ
ふぁ!ふぁ!ふぁ!」
と、憎たらしく笑う。
そんな時に、私は『奥さん』じゃなくて『奴隷』『使用人』なんだと感じる。老後、生活費を盾に好きなように使ってやろうという魂胆が見え見え。
モラハラ夫は上か下か、利用できるかできないか、勝ちか負けか。
お殿様のように育てられたモラハラ夫には共感性というものがない。
自分に意見するものは、全て反逆者になり、必ず仕返しがくる。
世間体を気にする夫は、若い奥さんのお尻に敷かれた子煩悩な夫という体でいながら、あちらこちらで単身赴任していた時には、女性と遊んでいたんだろう。
弁護士さんに聞いたところに寄ると、夫の不貞の慰謝料は、せいぜい150万円から200万円らしい。
もし、離婚を考えた時、専業主婦だった婚姻関係にいた時の年金を分割してもらって、慰謝料として、家をもらいたいと考えていたけれど、どうやらそれは無理なよう、「あり得ない事」と言われてしまった。
新築で建てた家の権利の半分は夫のもので、まだ16年程度だったら、それなりの価値になり、年金分割と慰謝料を足しても、「権利として奥さん側から夫の方に金銭の授受が発生してくると思います」
と言うことだった。
夫は捨てられない性格。何でも取っておきたいのか、5月の自粛期間中から納戸の中の片付けをしていて、夫の引き出しから、まだ捨ててない13年前のこちらが
↓↓↓↓出てきて・・・
どうしてこんな物、いつまでも取っておくのか私は理解できない
もう今はない家電製品の取り説やら、書類やらと一緒にゴミ袋にポイっと捨てて袋の口を縛り、可燃ゴミの日に出そうと思っていた。
ところが、『それを取っとくのよ』と、誰が言ったかわからないが、そんな声がどこからか聞こえてきて、或いはこれが、亭主関白と思い違いをして長く長く受けてきたモラルハラスメントを斬る材料になるのではないかと、この前、DNA鑑定に出してみた。
鑑定まではまだ時間がかかるようだが、先日の弁護士さんの話しを聞く限りでは、証拠になったとしても、慰謝料はせいぜい150万から200万
「13年前のって・・・そんなものからDNA出ますか?破壊されてるんじゃないですか?」
鑑定結果が出たところで、それを証拠に慰謝料は請求しようなどとは思ってないが、出口のわからない螺旋階段を昇り降りして、煙幕に巻かれたような生活、私の脳と心には、けじめのがつくのではないかと思う。
離れて暮らしていると、自分のペースで物事が進むし、思考する時間も十分にある。
どう生きたかったのか思い返してみたいと思う。
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