「たくさん釣れたから夕方取りによってね」
モラハラ夫からラインが来ました。
仕事をやめてから、お天気の良い日には魚釣りに出かけています。
魚釣りに行ったり、モラハラ犬たろを散歩に連れて行ったり、水槽の魚を見たり。
好きに過ごしたらいいと思っているので、これで良かったんです。
今は夫から離れてアパート暮らし。
不機嫌オーラの理由を考えなくてもいいし、急に怒鳴られることもない。
扉をバーンと閉められることもない。
休日は好きな時間に起きて、好きなテレビを見て、ソファで横座りしたり、寝転んだり。
物のない部屋はさっとクィックルワイパーで掃除を済ませられる。
洗濯しても白いものは白いまま、周りがぬるぬるしたお風呂に入ることもない。
この自由さが本当に嬉しい。
欲しかったのは、この安心、安全な場所と時間。
しばらくは何も考えられないくらい、頭が疲れていたけど、気持ちに余裕が出てきたのか、お出かけしようかなという気持ちになってきた。
明日はママ友と紅葉狩りに行きます。
持って帰ってきた魚は明日の晩御飯用に煮付けておこうと思います。
モラハラを受けていた人は、洗脳が解ける頃、罪悪感に苛まれるそうですが、そこから脱出するためには、モラハラの原因を探ったり調べたりするのではなくて、とにかく自分の好きな事をするのが次へのステップになるそうです。
箍が外れたみたいに息子の所に行っていたのは、きっと心の均衡を保つためだったんだと思います。