亡くなった祖母は、家の中で、私が母に可愛がられてないことを心配してくれていた。
だから、私にも洋服を買うように毎年お正月前に、母にお金を送ってくれていたのだ。
そればかりじゃない。
まだ、中学生だったのに、成人になった時のことを思って、私にお振り袖と袋帯を買っておいておいてくれた。
少し大人っぽい柄だった。祖母は色黒の私が、お化粧をするようになって、綺麗な大人の女性になると想像して買ってきたような、そんな絵羽の仕立て前のお振り袖。
祖母が亡くなった時には、涙が渇れるまでずっと泣いた。
大好きだったのに、思春期に少し口うるさく感じた時があって、反抗的な態度になった時がある。
おばあちゃんは、あの時のことを怒ってるかな・・・
私のことを誰よりも大切に思ってくれていたのに、素直になれなくて・・・
時々読ませていただいているこちらのブログに兄と私の関係性がよくわかるように書かれてありました。⬇️⬇️⬇️
昔の昭和の時代は、まだ男尊女卑の考えが根強く残っていて、また、地域性もあり、周りの家にもなんとなく、家を継ぐ長男が偉くて女が愚か、そんな考えが確かにあった。
兄は『愛玩子』で、私は『搾取子』という構造が見えてくる。
また、夫も、夫の甥っ子も『愛玩子』ですね。
*ペットのように可愛がられる
*過剰に服やおもちゃなどを与えられる
*何をしても叱られない
*いつも『優しい子』だとみなされる
*親から、学歴、進路、職業など、親の
理想を押しつけられる
そして私、『搾取子』
*服やおもちゃなどを買ってもらえない
あからさまなランク差別を受ける
*学童期には学用品などの必要なものを買ってもらえない
*十分な勉強を受けさせてもらえない
*愛玩子のした悪いことの責任をとらされる
*家事などの労働を押しつけられる
*愛玩子が悪いことをして、それを訴えると「性格が悪い」と言われる
*お金や労働力を搾取される
*家族で出かける時に留守番をさせられる
*親から悪口を言われる
*不幸の原因を押しつけられる
おなじ屋根の下に『愛玩子』の夫と『搾取子』の私が一緒に暮らしていることになりますね。
夫にとって私は便利の良い『搾取子』といえます。
私が夫のモラハラに堪えていられるのは、私が『搾取子』として育てられたからでしょう。