仕事を終えて夕飯の材料を買いにスーパーへ。
走らせる車窓からは昨日の雨で洗い流されたいきいきとした新緑が目に飛び込んできた。
今朝は少し肌寒く感じたが、冬場のことを思うと、季節の移ろいを感じる。
アパートに引っ越してきたのは、年末だった。
何もない部屋に布団だけ敷いて過ごした日々。
逃げ出すようにしてやってきたアパート、子供達に対して罪悪感やら、先行きの不安やら、突飛な行動をしてしまったかと、気持ちは錯綜したが・・・・
とにかく、気が休まる空間が確保されているというのは、何にも変えがたい。
美味しくご飯が食べられること。疲れたらすぐにソファで寝られること。綺麗なお風呂に入り、綺麗な洗濯機で洗濯をする。
誰からも文句を言われない食事に、ついつい食べ過ぎてしまい、今日から、みいさんの真似をして朝食を抜いてみた。↓↓
60代の私も痩せた半日断食、二週間で3キロ減!肌もきれいになった | お茶のいっぷく
少しお腹すいた感はあったが、我慢できないほどではないので、私も2週間くらいは続けてみたいと思う。
それより、今日はお財布の中に¥2000と硬貨が少しだけしかなかったので、今日と明日の2日間の買い物をするのに、よく考えながら買うことになってしまった。
週の真ん中で、自宅に晩御飯を作りに帰る時に、夫の生活口座から食費を引き出している。その時に多めに作って、タッパーなどに入れて持ち帰るようにしている。
生活口座から引き出すと、夫のスマホアプリで確認できるようになっているため、食費のみ引き出すしかない。
別に離婚しているわけではなく、婚姻関係は続いているのだから、生活費をもらっても良いはずだが、「自分の給料で生活する、足らないところは、お父さんの年金から賄う」と言って出てきたから、そうしてみるしかない。
お金はないが、悲愴感はまるでない。
モラハラ夫と過ごす生活は、おかずも何品も作り、たくさんの物に溢れていたが、満足感や満腹感、幸福感すらなかった。
この卒婚生活をあとどのくらい続けることができるのか、それはわからない。
年頃の娘のことを思えばもう少し、形だけでも夫婦を続けなければならないかとも思うし、同居の息子以外、当の夫でさえ、アパートへ引っ越しした意味をわかっていない。
身の安全を思うと、「その方がいいよ」とはママ友達の助言。
また、自然と道が開かれるまで、端からみると不自然なこの暮らしをしばらく続けてみようと思う。
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