自宅に晩御飯を作りに帰ってきました。
先週、夫は3日間、帰省してお姑と義姉と日帰り温泉旅行へ。
私も誘われてましたが、まだ解除されてない時だったので、そう言って断っていたのです。
先週は自宅に帰りましたが、なんの臭いかわからない異臭のする家で、ずっと楽天モバイルの移行作業をしていたので、掃除ができませんでしたが、帰ってきた夫は、上機嫌。
地元老舗のおまんじゅうやら、温泉地で買ったお菓子やら、たくさんお土産を買ってきてくれました。
優しいでしょ?
お姑さんからも、義姉さんからもです。
電話もかかってきました。
「あすみさんが帰ってこないんなら星野リゾートはまたにしよって言って、今回は日帰りにしたんよ、また行けるようになったら一緒に行こうねっ」
お姑さんにも本当によくしてもらって、綺麗な義姉さんにも可愛がってもらって・・・
でも私は夫といると気が休まらずアパート暮らし。
今日の夫は穏やかで柔らかい。
(今日は?)(どうだろう)(大丈夫?)
そんなことを常に考えながら話をする。
滞在時間2時間。
それが限度。
どこで、スィッチが入るかわからない。
どこで地雷を踏むかわからない。
そんなもう一人の夫の人格の影に怯えてしまう。
今日のような穏やかな夫なら、私はまだ頑張れたかも知れない。
いや、もうそんなことを考えるのは止めよう。
仕事場に、昔働いていた人が久しぶりにやってきた。
もうだいぶお年の人だが、偶然、息子さんが、夫と同じ会社に勤めていたことからよく喋るようになったが、我がモラハラ夫は
「とってもいい人だったって言ってたよ」
そう。
夫は会社でとても評判が良かった。
それはママ友の間でも。
だから、私の悩みなんて、誰も信じてくれないどころか、
「あなたがいけなかったんじゃないの?」
とよく言われた。
それはお姑にも。
久しぶりにあったそのおばさんに、
「家ではよくぶちキレるけどねっ(笑)」
と冗談めかしてそう言ったら、
「そんな人ばっかりよ、会社ではすごくいい人って言われても、家では暴君って人多いよ」
「ほんと?」
「そうよ、私、いっぱい知っとるよ、そんな人」
それを聞いて少し安堵した。
私ばかりじゃないんだってこと。
息子でさえ、夫に違和感を感じてアパートにやってきた。
時々、やっぱり、私がおかしいんじゃなかろうかと、罪悪感で押しつぶされそうになる。
モラハラという人格の人がいるということが社会に周知されて、その人から逃げることになったとしても
『それは仕方ない』
と、免罪符をもらえるような、そんな社会になれば、モラハラ被害者も、モラハラ加害者も、もっと自由でいられるはず。