あすみとモラハラ夫との卒婚生活

モラハラ夫  卒婚生活 カサンドラ

弁護士さんの諭し


今日はお休みをもらって、予約していた弁護士事務所の面談に行ってきました。

今日の弁護士さんは7人目です。

過去の弁護士さんたちには、思いっきり失望していました。

 

あんまり期待せず・・・でも、私には、この3年間、書き溜めたモラハラ夫のブログがあり、結婚生活の35年間、夫から受けたモラハラにどんなに我慢してきたかを証拠として残している、その事がきっと、私の有利に働くと確信していた。

 

でも違うんですよね。

モラハラ犬タロをつれて、お姑のいる実家に帰って欲しい、そして、今の自宅を奪還し、綺麗にして、娘の里帰り出産に備えたい

なんて私の計画は、

『考えているようには運びません』

と言われました。

それは婚姻期間中に築いた財産は共有財産になり、例えば1000万円を半分ずつで500万、慰謝料としてモラハラ被害をうったえたところで、高く見積もって300万円だそうです。

200万円分持ち出しをして、やっと自宅奪還になるわけですが、今現在お金に困っている私が、200万円のお金を準備できるわけがないのです。

築年数の浅い我が家は、1000万とは言わないだろうし。

 

 

「それより、婚姻費用を請求しなければ。長年、専業主婦として家庭を支えたわけですから、支給される年金は、当然受け取る権利があります」

 

アパートに引っ越してきて、やっと安全安心の生活が送れるようになったかと思うと、電話料金の支払いを勝手に変えたり、自動車保険や車検も

「自分で払って、払え無いんだったら手放せばいいんだよ」

とマネハラで遠隔操作をされ、月々マイナスを補うために失われていく父の年金。

 

毎週の晩御飯を作るのに引き出すお金でさえ、「何に使ったんだっ!」と威嚇される。

そんなモラハラ夫に婚姻費用など請求したら、何て言われるだろう。恐ろしい。

 

そんな心配をよそに

「簡単ですよ、裁判所に行って婚姻費用調停をすればいいんです。旦那さんが毎月50万の年金をもらってるのに、当然でしょう」

「そんなことできますかねえ」

「払わなかったら、裁判所が動いてくれますよ」

 

娘のお祝い金も回収できない。先の生活のことを考えると、勇気を出して婚姻費用を請求するしかない。

 

 

「なんで、わざわざ晩御飯なんか作りに戻るんですか?嫌なものを」

 

モラハラをウケるのが嫌だから自宅を出てきたのに、わざわざ晩御飯を作りに帰る訳。

それは来春、結婚式をあげる娘の幸せを前にギクシャクすることがないよう、普通な奥さんを演じ、ご機嫌よくしておかなければ、という私の長年の生活の知恵。

 

こうして、自分の気持ちとは裏腹にいつもご機嫌をとってきた私。

 

「普通の仲の良い家族の感じだったのに・・・」

弁護士さんの前に広げられた、私が描いた家系図。

子供達の名前をひとりひとり見ていると、悲しくなり、思わず涙が出た。

 

すると弁護士さんが言うのだ。

「男の人は、ある時変わるんですよ」

「変わる?」

「何がきっかけになるか、わからない。会社のストレスかも知れないし、男の更年期みたいなのもあるし。そのへんから家族や夫婦の在り方が変わっていくんですよ」

 

「子供が4人いて楽しかった頃には戻れないんですよ、今からのことを考えていかないと」

そう諭されました。

 

自分が要望したようには「なりません」と一刀両断でしたが、素人にもわかり易く説明されて、面談に行って良かったと思いました。

今月中に婚姻費用請求で裁判所に行こうと思います。

 

 

 

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