夫とはお見合いで結婚でした。
周りの人に話すと「えええ~~~!」とびっくりされます。
昭和初期では珍しくもないでしょうけど、私達が結婚したのはバブルの頃ですから、周りはほとんど恋愛結婚でしたね。
なんか、男性との付き合いがたぶん上手ではなかったんだと思います。
BF=結婚相手、みたいな感覚でしたから、周りの男の子も引きますよね
それに実家がそういうことにとてもうるさかったので、かかってきた電話ひとつ、届いた手紙1通さえ、「どこの誰!」と言われチェックされて、気楽に異性とお付き合いする雰囲気ではなかったのです。
そんな時代でしょうか?
特に母は、はじめから「遠い地の人は駄目だ!」と言ってました。
相手が遠い地の人だと、親が挨拶に行ったり来たりするのに交通費がかかる・・・たぶん考えていることは、娘の幸せよりも、無駄なお金が出ないようにしたかったのだと思います。
自分だけにとても贅沢なひとでした。
内心、親の気に入った人でないと結婚は難しいと思っていて、昔は24歳までに結婚しないと売れ残る と、クリスマスケーキに例えられて、そう言われ、両親が異常に結婚を急かし、3回目のお見合いで夫と出会いました。
恋い焦がれていた人もいたのです
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けれど、ご縁はありませんでした(>_<)
彼は高校時代の彼女と結婚しました。
モラハラ夫も私とは3回目のお見合いだったそうです。
当時職場は男性ばかりで、あまり女性との交流がなかったようでした。
1度目のお見合い相手はK女学院出身の才女で、銀行勤め、話をした瞬間に「賢い人」という印象だったそうです。
「その人と結婚してたら、賢い子供が生まれたかも知れんのにぃ~」
と冗談を言いましたね。
2度目のお見合いも、ちゃんとした4大出身で勤め先もきちんとしたところだったそうですが、身長が高く、好みではなかったそうです。
30才を過ぎてなかなか決まらず、お姑はとても焦っていたみたいです。
なので、たぶん3回目の私の時には、レベルを下げたんだと思います(笑)
学歴、顔も普通、身長も夫より低く、家も国家公務員の普通の家庭。
お見合い当時、今考えると、気に入ってくれたのは、夫よりお姑だったように思います。
昔は今と違って、30才を過ぎて結婚していない男は変わり者とされて、結婚の条件が悪くなっていたようですから、お姑もなんとか3回目の私で決着をつけたいと思っていたのかも知れません(笑)
お見合いはホテルの1室を借りきって仲を取り持って下さった方も列席されました。
私は北川くんのことがあったので、最初から断るつもりでいました。
けれども、何回か会ううちに、夫があまりに熱心だったし、お姑さんが普通ではあまり行けないような高級なレストランで食事をしたり高価なプレゼントをもらったり、情に絆された・・・というのが正直なところでしょうか。
でも周りの人からの評判もとても良く、誠実で地道なサラリーマンという夫と、私は結婚したのだと思っていました。
お姑は夫に対して、言いなりのようなところがありましたが、夫もまた、よくわからないことはお姑に任せ、結局、お姑の言いなりになっていたりして、私だったら、難しい気質の息子の言うことをよく聞きそうだ と思ったのかも知れません。
何か、もう少し書き足らないのですが、今日はこの辺で。
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