お花が大好きなんです。
「私が定年退職する時には記念品より花束をお願いします」
そう、上司にもお願いしてあります。
こんな感じの(≧▽≦)
定年は65歳ですから、まだ先の話ですが。
今月、結婚記念日を迎えます。
結婚記念日には、夫が必ずアレンジメントフラワーだったり、花束をプレゼントしてくれます。
ママ友には羨ましがられるんです。
「うちの旦那、もう、結婚記念日覚えてないよ」
「そんなの1回ももらったことない」
そんな風に言われます。
お姑にも、
「まあ!美苗(義姉)はそんなこと、1度だってしてもらったことないよ!あすみさんは本当に幸せよ」
そういう風に言われるので、(そうかなあ・・・)
と思っていたんです。
お花は好きだから、もらうと嬉しいのですけど・・・
「お花はいらないから」
と、夫に伝えたことがあります。
すごく怒り出しました。
「人の親切を何であんたはそんな風にとるんだ!本当に性格が悪いねっ!」と。
私はお花よりも、作った食事を
「美味しいね」
と食べてくれたり、重い物を
「持ってほしい」
と頼んだら、快く運んでもらいたい。
病気や怪我で家事ができない時には、代わりにやってもらいたい。
日常の些細なことかも知れないけど、花束をもらうより、そっちの方が嬉しい。
夫にそう伝えたこともあったけど、
「何だよ、変な人やね」
夫には私の気持ちが通じることはありませんでした。
大事なのは、花束を奥さんにあげる
『優しい旦那の僕』
なんです。
それを伝えてから、不機嫌になり、ご機嫌を直すのに時間がかかったので、相変わらず花束をもらいますが、
「まあ〜〜〜何て綺麗なの、ありがとう」
と大袈裟に伝えるようにしました。
夫はご機嫌で、自分がプレゼントした花束を家族ラインにあげるのです。
どうして私の気持ちが伝わらないんだろうと、ずっと思ってました。
でも、無理なんです。
モラハラの人って、共感性がないから、そう切実に伝えたところで、
「何言ってるんだよ、変な人」
で終わってしまうんです。
仕方ないですけどね。
幼少の頃からたくさん与えられて育てられたんだと思います。
「嫌だ」「きらい」
と言えば、お姑さんが代わりの物をすぐに用意したんだと思います。
優しさは、人に、品物をあげることだと思ってるんです。お姑も、夫も義姉も。
優しさ、豊かさって何なんでしょうね。