あすみとモラハラ夫との卒婚生活

モラハラ夫  卒婚 ひとり暮らし

あのときも思いきりがっかりした


今日はもう、晩御飯を食べてしまった。

レトルトのカレーとサラダ。

レトルトを食べることはほとんどないが、いつも夕御飯を食べに来る息子が今日は会社の集まりがあるとかで、夕御飯を作らなくてよくなったのだ。

ひとりだけだと、何でもいい。

なるべく手がかからずに、洗い物が少なく済む方がいい。


アパートでひとり暮らしをするまで、あの家で、家族6人分の食事作りや子供達のお弁当作りによく頑張ってきたと我ながら感心する。

毎日毎晩のように作った料理に文句をつける夫の攻撃をかわしながら。


土日には子供が所属していた運動教室や試合も連れて行っていたが、あの忙しい朝も、夫に「同じものを食べなきゃあだめだ」と変な理屈を押し付けられて、私は早く起きて人数分のサンドイッチ作りに追われたものだ。


『超』が付くほど、忙しかったが、今振り返ると、あの頃が1番楽しかったなあ

朝の喧騒から抜け出しさえすれば、ママ友達と大声を張り上げて試合の応援をしたり、笑ったり泣いたり、人として自然の感情を放出できた。

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朝から夕方まで夫のことを気にすることなく、ママ友とおしゃべりしたり大笑いしながら試合の応援に精を出していた自由な時間。

よそのお宅は父親の参加も多かったが、うちのモラハラ夫は特に可愛がっていた長男の試合さえも、あまり観にくることはなかった。

知らない人ばかりのところに、日頃会社で、頭を下げて仕事をしているのに、休みの日まで、「何で知らない人に気を使わなきゃならないんだよ」

と、いうのが、夫のいい分だった。


最初は家にいるとわかっているのに、子供の応援をしにやってこない夫に、イライラを募らせたし、子供自身が「何でおとうさんは見に来んの!?」

と他の友だちのお父さんが観に来ているのを羨ましそうに言ったが、夫はあやふやに言葉を濁してその場をやり過ごした。

私にはよくわかっていた。


いつもマウントをとり、周りが夫に合わせるのが普通な環境でずっと過ごしてきた夫。

「息子がお世話になっています」のひと言をいつ言ってくれるのか・・・何回か試合を観にやってきた夫を見て訝しく思っていたが、ボランティアで見て下さっていたコーチや、監督にひと言の挨拶もしなかった。


「小川さん~」

監督に私が呼び止められた。

「はい?」

「僕ね、まだね、飛馬くんのお父さんとはひと言も話したことないねえ」

それは暗に(お宅は挨拶がないよ)と言われているのだと察知した。


何て恥ずかしい話だろうか。


どの親も、土日を返上して自分の子供達を見てくれている監督さん達に、きちんと挨拶をしている。

テントを建てたり、後片付けをしたり、監督さん達の労をねぎらい、帰るときにはお礼を言って帰る。


そんな当たり前のことが、モラハラ夫にはできない。

たまに試合を観にやってくると、周りの、私よりも若いママ達に珍しがられて声をかけられ、ニヤニヤ嬉しそうに笑った。




「ちゃんと挨拶をしなきゃあ」などと言って聞く夫でないことを私はよく理解していた。監督にそう言われて咄嗟に口をついて出た言葉が

「ごめんなさいね~~~~うちのお父さん、おんな好きなんですぅ~~~」

と、おちゃらけて返すしかやりようがなかった。


若いママ達にちやほやされた日は、家に帰ってきてもご機嫌が良かった。


何かの時に、電話でお姑さんとしゃべっていた時に、(・・・そう言えば)と思いだし、

「幸司さんねえ、子供の行ってるサッカー教室でお世話になってる監督さん達に挨拶のひとつもできなくて、どうなってるんですかねえ?」


そんな風な事を言った憶えがある。

お姑は(まあ、呆れた)と言うような口ぶりだった。

何が呆れたのか、それは

「あのねえ、あすみさん、幸司は会社の偉い人なのよ?サッカーかなんか知らないけど、何でそんな人たちに頭さげなきゃいけないのよ」


挨拶をしなかった自分の息子に呆れたのではなくて、呆れたのは、そう言う風に言った私にだった。


お姑は夫の意見や文句を必ず肯定する。

いつも(そう来る????)(嘘でしょ)と思うようなことをバン!と言ってくる。


子供の親になり、子供がお世話になっていることに、お礼を言うのはごく、ごく、当たり前のことだと思うが、モラハラワールドに住んでいるひと達には、その常識が伝わらない。


その時も、私の感情が伝わらずにガックリきたように思う。

よその旦那さんが羨ましかった。


ひとつひとつ感情を共有して積み上げようにも、ことごとく粉砕され、無視されていく感情。


それでも『いつかきっと』

そんな思いでここまで来たが、きっと今までも、そしてこれから先も通じ合うことはないのだろう。











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