あすみとモラハラ夫との卒婚生活

モラハラ夫  卒婚生活 カサンドラ

解放された生活


夕方になり、本格的に雨模様になってきたので、今日は父のところに行くのを止めた。

仕事から帰って、温かいコーヒーを飲んでいたら、なんか立ち上がるのが億劫になって、父には電話だけした。

もう、すでに父、得意の野菜炒めを作って食べたらしい。

昨日、残りの肉じゃがを持っていっておいたので、

「肉じゃがは食べなかったの?」

と、聞いたら、お昼に食べたらしい。


長年、船に乗る生活で、最低限の身の周りのことをするのは若い頃から習慣になっている。

幼い頃から貧しくて、辛抱する生活、兄弟が肩を寄せあって生活をしたらしい。

安定した給料を貰えるのと、正義感が強いのとで海上保安官の道を選んだ父。

この前、クローゼットから薄物の背広をだそうと思ったら、海上保安官の時に被っていた白い帽子が箱に入っているのを見つけた。

父は仕事を誇りに思っていたんだと思う。


辛抱人の父は、あれこれ物を買うことを嫌った。

それは母に対してもそうだったが、出張で家を留守にすることが多く気がつかなかったのもあるし、あまり物に対して執着しないかったのだろう。

その事が母をさらに自由奔放にさせた。

母からは少ないお小遣いしかもらわなかった。

いつもお金に困っていて、男同士の付き合いなんかも、母の承諾がなくては、出かけられなかったのを幼い頃見て、記憶している。

母はいつも、刺繍教室だの、お料理教室だの、高そうな物を身につけて出かけていたのに、本以外は何も欲しがらなかった兄を例にだして、

「あすみはあっちに連れてけ、あれ買えこれ買え、うるさい!」

と、私は、よく怒られた。

夫と結婚してから、お買い物もいちいち相談しなくても買えたことに、実家では感じなかった自由を得られたと感じていたのかも知れない。

お姑にも何やかやと買ってもらったが、それが果たして本当に欲しかったものかどうか・・・

日頃の鬱憤の口封じ的なプレゼント攻撃だったかもと思う。


今はアパート暮らしで節約生活。

ブランドバッグや高いお洋服や靴なども、とても買えないけど、不思議と欲しくもない。

必要なものが最低限あればいいかなと、メルカリでも、ひとつ買ったらひとつ処分。

私が本当に欲しかったのは、誰からも脅かされない安心、安全の空間だったんだと今、この生活の楽さを噛み締めている。







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