昨日はSt.Valentine.Day
家を出ている息子達にはレターパックに入れて、自宅の息子と夫にはメリーのチョコレートのセットを持って行っておいた。
夫と離れてアパート暮らしをはじめ、心身共にリラックスしている。
自宅で暮らしている時には、朝、6時に起床、3人分のお味噌汁を作り、息子にはおにぎり2つ、パンを食べたいと思いながら、自分だけ別メニューでは、余計に手間がかかるので、炊飯器のご飯が、足りないなどのことがない限り、一緒の物を食べてきた。
朝のお味噌汁は緊張する。
目覚ましに熱いコーヒーの一杯を飲んで行きたかったが、飲んだり飲まなかったり。
7時10分には家を出ないといけない私は、味わう時間的な余裕はまるでなかった。
仕事が終わると帰りに、スーパーへ寄ってお買い物。
文句が多い夫の晩御飯作りは、買い物をするときでも、ずっと頭を働かせなければならない。
(このお肉は作る料理に適しているか)
(グラムがいくらか)
(牛肉にするか、豚肉にするか)
(魚は煮るか焼くか) 等々
帰ってもソファにゴロっとなれなかったので、スーパーの駐車場でしばらく休んでから家に帰っていた。
6時過ぎ。
家に帰ると朝、夫や息子が食べた食器が浸かったままだ。
夫はソファで寛ぎ、コーヒーを飲みながらスマホをつついている。
夕食作りは、朝の食器洗いから始まる。
「洗い物を手伝って欲しい」
五十肩で肩が痛くてどうにもならなかった時に、そう、頼んではみたけど、
「何だ!食洗機に入れるだけの話じゃないか!」
「それだけでいいからやって欲しい」
「何だよ!」
つかつかっと洗い物をする私の傍にやってきて、
「なんだこれくらいのこと!」
結局、手伝わなかった。
1ヶ月に2、3回洗ってくれたこともある。
その時には大袈裟に喜んでご機嫌をとっておく。
お姑も、いつも夫のご機嫌をとっていた。
「幸司を怒らせないで」
「怒らせるあすみさんが悪い」
そうよく言われた。
自分が思うように家事を進めるためには、夫を怒らせないよう、不機嫌にならないよう気を遣わなければならなかった。
でも、当の夫には、そんなことは全く思っていない。自覚がない。
たぶん幼少の頃から夫を取り巻く環境が、夫を怒らせないよう、不機嫌にならぬよう、皆が気を遣ってきたのだろう。
私がひとり暮らしをはじめてから、晩御飯作りが大変そうだ。洗い物だって、自分がしなくては溜まるばかり。
週に1度ご飯を作りに帰ると、とても楽に感じている様子で、しばらくこのルーティーンを続けてみようと思う。
夫自身がモラハラ夫と気づいてないので、自宅に帰っても、ごく普通の夫婦のように接している。
面白いテレビの話をしたり、お姑や義兄、義姉の話をしたり・・・。
目下の悩みは末っ子の就職活動。
コロナ禍で、なかなか思うようにならないようだ。
そんな息子も、夫からアドバイスをもらおうと、とても頼りにしている。
離れて暮らす事が、周りにいるような普通の夫婦になれるのだったら、子供達のためにも、この選択しかなかったのかなと、あらためて思う。
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